「世論調査にご協力を」と電話が! 張り切って対応したら、まさかの展開に2.5万人爆笑「うちでも経験した」
あっと驚く衝撃の場面、感心させられる発見や豆知識、思わず涙を誘う感動の出来事……。SNS上では毎日、新鮮な話題がいくつも発信されています。そのなかから「東京」に関連するものを厳選してご紹介します。世論調査の電話、皆さんは協力する? 時の内閣を支持するか、しないか。次期衆院選挙でどの政党候補者に投票するか。 政策や政局、社会的関心事について市民らに質問をすることで、世間一般の考え方の動向を測る世論調査。最近では、自動音声による電話調査も増えてきているようです。 回答するのはちょっと面倒くさいと感じる半面、選挙権と並んで自分の意見を表明できる希少な機会とも言えます。こうした協力依頼に皆さんはどう対応しているでしょうか。 千代田区・神田のとある喫茶店の場合 千代田区神田小川町のとある喫茶店に世論調査の電話が掛かってきたのは2021年7月末。 受話器を取った店主が「久しぶりの世論調査の電話だ。気合い入れて協力しよう」と意気込んでいたところ、自動音声のガイダンスはこのように告げました。 「まず # と* を押してください」…… 残念ながら店主はそっと受話器を置かざるを得ませんでした。なぜなら店の電話は、# や * ボタンなどない昔懐かしい黒電話だったから――。 世論調査に協力できなかった理由は……(画像:眞踏珈琲店公式さんのツイート) この成り行きをツイッターに投稿したのは、眞踏珈琲店公式(@mafumicoffee)の店主、大山眞踏さん。 ちょっと切ない結末に、フォロワーたちからは2.5万件のいいね(2021年8月2日18時時点)とともに、 「黒電話、懐かしい!」 「わが家でもまだ使っています」 「『シャープ』と口頭で答えたらいけたかも?」 と、さまざまな反応が寄せられました。 大山さんによると、黒電話は同店で今も現役バリバリ活躍中。留守番電話機能などはありませんが、もし営業時間外に入電があった場合は「営業時間内に掛け直していただきます」とのこと。 今回の入電に当初、「気合いを入れて協力しよう」と張り切っていた大山さん。世論調査に協力する意義について、どのように捉えているのでしょうか。 「もともと社会学を学んでいたため基本的には調査には前向きです。時間も、お金ももちろん掛かりますので、出来うる限りの協力を惜しみません」 ちなみに同店は、店内に多数の書籍を取りそろえ「コーヒーと本と雑談を楽しむ」をコンセプトにしたレトロなムードの喫茶店。その雰囲気に、昭和を思わせる黒電話はぴたりとマッチしているのでした。
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