老舗そば屋? と思いきや実はカフェ 「外観ギャップ」がすごい東京の人気店5選

東京にはじつにさまざまなカフェがあります。最先端のおしゃれを追求したお店から、江戸時代・明治時代にタイムスリップしたかのような喫茶店も。今回は都内の魅力的な「古民家カフェ」を紹介します。


どこか懐かしい古民家カフェの魅力とは

 東京で過ごしていると、高層ビルや商業施設に囲まれて、なかなか一息つけなかったりするもの。ですが、東京にも古き良き日本を感じることのできる「古民家」が数多く存在しているのです。

 それらの多くはカフェとして改装され、若者の間でも人気のスポットとなっています。まるで老舗のおそば屋さんのような外観ながら、入ってみたらすてきなカフェ。その“ギャップ萌え”にすっかりハマってしまうという人も。

 ビルの隙間にひっそりたたずむ古民家は、昭和にタイムスリップしたかのよう。作られた美しさとは違い、半世紀以上の長い歳月が生み出す味わい深い空間が、あなたの心を癒やしてくれるはずです。

 また、初めて訪れても、おばあちゃんの家を訪れたような懐かしい気持ちになれるのも古民家カフェの魅力のひとつ。

 そんな古民家カフェの中から、今回は東京23区内にあるお店を厳選して5店ご紹介します。

1. 池上「古民家カフェ蓮月」

 まずは、東急池上線池上駅から徒歩8分の場所にある「古民家カフェ蓮月」(大田区池上)です。

青色ののれんが目を引く古民家カフェ蓮月(画像:わしわし)



 池上本門寺のすぐそばで1933(昭和8)年から蕎麦屋として営業していましたが、2014年に惜しまれつつも閉店。その後、改装して現在のカフェとしてリニューアルすることになりました。

 四季折々の植物が彩る庭を眺められる1階と、畳が懐かしい2階があり、どの席に座ってもゆったりと過ごすことができます。店内には古いメニュー表も飾られており、蕎麦屋時代の面影を感じることができるでしょう。

 色鮮やかなシロップを使ったソーダや、土日限定のいちごサンドなど、現代的でおしゃれなメニューもたくさんそろっています。

 古き良き店内と現代的なメニューを一緒に写真に収めれば、その真逆の組み合わせがインスタ映えすること間違いなしです。池上本門寺の参拝と合わせてこちらのお店を訪れて、風情を感じてみてはいかがですか。

2. 根津「カヤバ珈琲」

 続いては、東京メトロ根津駅から徒歩10分の場所にある「カヤバ珈琲」(台東区谷中)です。

下町風情あふれる根津にあるカヤバ珈琲(画像:わしわし)



 下町風情あふれる根津エリアでひときわを引くこちらのお店は、1938(昭和13)年創業の歴史ある喫茶店です。大正時代に建てられた建物はリノベーションされ、1階はモダンな雰囲気、2階はお座敷、とどちらも落ち着く空間となっています。

 こちらを訪れたらぜひ食べたいのが、ふわふわの玉子焼きがおいしい「たまごサンド」。一口食べれば、その優しい味わいにうっとりしてしまうはず。

 さらにコーヒーとココアが半分ずつ入った「ルシアン」は、コーヒーが苦手な人でも飲める甘く優しい飲み物です。

 朝から営業しているので、朝日が差し込む店内でモーニングを食べながら、のんびりひとりの時間を楽しむのもおすすめ。週末は混むこともあるため、確実に訪れたい人はお店のSNSで予約をしてから来店するのが安心です。

3. 自由が丘「古桑庵」

 続いて紹介するのは、東急東横線自由が丘駅から徒歩5分の「古桑庵」(目黒区自由が丘)です。

緑豊かな庭園が美しい古桑庵(画像:わしわし)



 駅前の通りから少し離れた場所にあるため、都心にいることを忘れてしまいそうなくらいとても静か。さらに緑もたくさんあるため、どこか田舎に来たような気持ちになるはず。

 この建物は、その名の通りクワの古材を使用しており、茶室として利用されてきました。縁側の席からは、美しい庭を望むこともできます。

 さらに店内には、文豪・夏目漱石ゆかりの書や、ちりめんで作られたかわいらしい人形が飾られていて、それらを眺めているだけであっという間に時間が過ぎてしまいそう。

 このお店で食べられるのは、あんみつや抹茶などこの空間にぴったりなメニューばかり。またコーヒーなどのドリンクには小菓子が付いてくるという、うれしいサービスも。緑に囲まれてゆったり過ごしたい方におすすめのお店です。

4. 御茶ノ水「井政」

 次は、JR御茶ノ水駅から徒歩5分の場所にある「井政」(千代田区外神田)をご紹介。

 ここは材木商の住宅として建てられ、2009(平成21)年に千代田区有形文化財にも指定されました。江戸の風情を感じられる外観や茶室など、その貴重な建物に目を奪われてしまうことでしょう。

 席数は少なめですが、その分ゆったりと静かに過ごすことができます。窓から見える景色は都会のビルと江戸の街並みが混ざり、自分がどこにいるのか分からなくなりそうなほど。

 メニューはコーヒーや紅茶などシンプルなものだけですが、歴史ある建物でいただく味は格別です。意外と知られていない穴場スポットなので、神田明神の参拝の帰りなどに立ち寄ってみてはいかがですか。

5. 西荻窪「松庵文庫」

 最後は、JR西荻窪駅から徒歩7分のブックカフェ&ギャラリー「松庵文庫」(杉並区松庵)。築80年の建物には、かつて住んでいた音楽家夫婦のこだわりがたくさん詰まっています。

 庭の中央には大きなツツジの木があり、毎年多くの人がこの美しい花を見に訪れるそう。広々としたカフェスペースではドリンクやスーツだけでなく、体によさそうな和定食も。ひとつひとつ丁寧に作られた料理は、どれも日本食の良さをあらためて感じさせてくれるはず。

 さらに店内にはたくさんの本が置かれていて、好きな本を手に取って読むことも購入することも可能です。また併設されたショップでは、カフェで提供しているお米や調味料なども販売しているため、このお店で食べた味を家でも楽しむことができます。

 思わず「ただいま!」と言いたくなるお店でおいしい料理を食べれば、身も心も満たされることでしょう。

古民家カフェで当時に思いをはせよう

 都心にいると、時間に追われてのんびりできないことも多いはず。旅行に行ってリラックスする時間がないときは、ぜひ東京にある古き良き日本を感じに、古民家カフェを訪れてみてください。

 古民家カフェを訪れるときだけはスマートフォンをしまって、建物やお庭など、その場所でしか味わえない空間にどっぷり浸ってみませんか。


【画像ギャラリー】「外観ギャップ」5店、まとめて見る(5枚)

画像ギャラリー

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