おしゃれに興味がなくなった? 東京から「茶髪」の若者が消えた理由

2021年9月20日

ライフ
ULM編集部

東京にはかつて、茶髪や金髪といったヘアカラーの若者があふれていました。しかし昨今、そうした髪色の若者を見掛けなくなったと感じませんか? その時代的背景について、都内の若い女性たちを取材しました。


都内10~20代女性に聞いた今どきトレンド

 東京のトレンドを探るため都内在住・在学・在勤の若者を取材すると、10年前、20年前と比較して彼女たちの趣味趣向が大きく変化していることが分かります。

 過去のトレンドを簡単に振り返ると、90年代には歌手・安室奈美恵さんのファッションをまねる「アムラー現象」に象徴される茶髪ブームが、2000年代には同じく歌手の浜崎あゆみさんをアイコンとした金髪・ショートカットブームがありました。

東京で、茶髪の若者を見る機会が少なくなった。その理由とは?(画像:写真AC)

 さらに当時はファッションのジャンルも、いわゆる“ギャル”たちを指す「渋谷系」と、サブカルチャーを好む「原宿系・裏原系」などに分かれていました。

 そもそもファッションのお手本となる女性誌自体が、異性からのモテを強く意識した前者は「赤文字系」(『CanCam』『JJ』など)、自分自身の個性を追求する後者は「青文字系」(『Zipper』『CUTiE』など)と称され、ジャンルを明確に体現することが一般的でした。

 つまりかつてのトレンドは、あらかじめ大別された「系統」に沿って、その枠組みのどれかに自分の嗜好を当てはめていく、というものだったと言えます。

現代の若者を知るキーワード「多様性」

 ひるがえって現在10代後半~20代半ばの若者たちに話を聞くと、そうした「与えられる系統」にほとんど縛られていないマインドを垣間見ることができます。

 前述の例に出した髪色ひとつをとっても、彼女たちによると、全員が茶髪、全員が金髪といったグループに出会うことはまずないとのこと。さらに聞けば、大人世代は「最近の若者(女性)は黒髪ばかり」と思いがちですが、「実は全然そんなことはない」とも口をそろえます。

 東京やその近郊に限って言えば、自毛の色を生かしながら派手過ぎないピンクやブルー、ラベンダー(淡い紫色)を基調としたカラーリングを施している若者が多くいるというのが実際だと言います。

 今の若者たちのトレンド基準はどこにあるのか、また彼ら彼女たちの嗜好から見えてくる現代的な価値観とは、果たしてどのようなものなのでしょうか?

ジェンダーに見るオープンな価値観


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