炭酸飲料「週1回以上」飲む人の数が減少傾向に 2019年夏のアンケート調査、「カロリーゼロ」「甘さ控えめ」も

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炭酸飲料「週1回以上」飲む人の数が減少傾向に 2019年夏のアンケート調査、「カロリーゼロ」「甘さ控えめ」も

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マイボイスコムが行った「炭酸飲料」に関するインターネット調査で、炭酸飲料飲用者が減少傾向にあることがわかりました。

過去5年、飲用者が減少傾向に

 調査会社のマイボイスコム(千代田区神田錦町)が全国の約1万人の男女を対象に行った「炭酸飲料」に関するインターネット調査で、炭酸飲料飲用者が減少傾向にあることがわかりました。

猛暑にぴったりの炭酸飲料(画像:写真AC)



 調査はほぼ毎年7月に行われており、今回で11回目です。

 炭酸飲料飲用者は全体の8割弱で、「週1回以上」の飲用者は3割弱と減少傾向に。過去5年分の推移は、次のとおりです。

第6回(2013年) : 38.1%
第7回(2014年) : 37.0%
第8回(2015年) : 35.1%
第9回(2016年) : 35.0%
第10回(2017年) : 34.8%
第11回(2019年) : 29.3%

 また飲用頻度は男性の方が高い傾向にあり、男性30~40代で各4割(飲用者の各5割)と、特に高くなっています。

 主飲用銘柄別にみると、「キリンメッツコーラ」や「コカ・コーラ ゼロカフェイン」、「ペプシジャパンコーラ ゼロ」、「ペプシスペシャル ゼロ」などは、週1回以上飲用者が6割強で、他の層より比率が高くなっていることもわかりました。

 そのほかに商品を購入するときに重視する点として、「味、飲み口」「価格」が炭酸飲料飲用者の各5~6割、「商品ブランド」「メーカー名」が各3~4割となりました。過去調査と比べ「カロリーゼロ」「甘さ控えめ」などは、減少傾向にあります。

 市販の炭酸飲料の不満点については、

・2lのペットボトルは、最後で炭酸が抜ける(27歳女性)
・空のペットボトルが邪魔になので買わない(29歳女性)
・500mlは量的に多く1回で飲みきれない(46歳女性)
・アセスルファムを添加しないでほしい。砂糖のほうがまし(42歳女性)
・自動販売機には、炭酸飲料がやや少ないように感じる(54歳女性)
・メロンソーダ、クリームじゃないものをもっと出してほしい(24歳男性)
・ドクターペッパーの様に、銘柄によって大きいサイズのペットボトルが発売されていないこと(36歳男性)
・カロリーオフ系はまずいのではっきり表示してほしい(42歳男性)
・糖分ゼロなどの機能性飲料を開発してもらいたい(69歳男性)

といった声が寄せられています。

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