【六本木】本屋×水族館がコラボした新感覚の企画展「読む水族館 鰭(ヒレ)展」とは

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【六本木】本屋×水族館がコラボした新感覚の企画展「読む水族館 鰭(ヒレ)展」とは

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加藤朋美

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六本木の本屋「文喫」と、昨年7月にオープンした札幌の都市型水族館「AOAO SAPPORO」がコラボした他にはない企画展「読む水族館 鰭(ヒレ)展」が、1月30日(火)まで開催中です。今回は展示内容や関連イベントについてエディターの加藤朋美さんがご紹介します。

入場料を払って1日居られるブックカフェ「文喫」

 六本木駅から徒歩1分。青山ブックセンターの跡地に2018年にオープンしたブックカフェ「文喫(ブンキツ)」。入場料を払うと、約3,000冊の本とこだわりのコーヒーやお茶が飲み放題で1日中読書を楽しめる、新感覚のブックカフェです。

 その無料エリアで開催される展示が面白いと話題になっています。1月30日(火)まで行われているのが、札幌の都市型水族館「AOAO SAPPORO」とコラボした魚にまつわる企画展「読む水族館 鰭(ヒレ)展」です。

(画像:株式会社青々リリース)



気になる「読む水族館 鰭展」とは?

 「AOAO SAPPORO」とは、2023年7月札幌中心部にオープンした都市型水族館。ビル内で250種4,000点の海や水の生物を展示するほか、ライブラリーも備えています。そのライブラリーの書籍ディレクターによる選書や、美しくも機能的なウオヒレコレクションに出会える他にはない企画展が「読む水族館 鰭展」です。

水槽と本が立ち並ぶ「AOAO SAPPORO」のライブラリーアクアリウム(画像:株式会社青々リリース)

 ブックディレクターの宥海(ウラカミウミ)さんは、四谷にある魚専門書店「SAKANA BOOKS」で店長を務め、現在は「AOAO SAPPORO」など全国で生物に関するブックディレクションを手がけています。

開催の背景

 今回の企画は、本屋の魅力をさまざまな視点から引き延ばして、本の楽しみ肩や過ごし方を広げたい「文喫」と、さまざまな角度から生物の魅力を伝える「AOAO SAPPORO」の 思いがマッチしたことで実現したそうです。

 「生命のワンダー ~みえないものがみえてくる~」をテーマに、“魚のヒレマニア”で東京都銀座「すし処 志喜」の女将でもあるウオヒレクリエイター・ウオヒレウロ子さんを迎え、ウオヒレコレクションの展示や、鰭から派生する18ものテーマに沿って双方のブックディレクターが選んだ、図鑑や文学作品、絵本など100点以上もの本が並びます。まさに、“十魚十色”の鰭(ヒレ)の魅力を「見る」と「読む」で掘り下げる企画展となっています。

ウオヒレコレクションの例 ※実際の展示物とは異なる場合があります(画像:株式会社青々リリース)

 普段、なかなか注目することがない魚の鰭を入り口に、個性豊かな魚と海の多様性に触れ、さらにさまざまな本との出会いを通して、好奇心が広がるという他にはない展示になっています。1人でも、友人や恋人とでも、親子でも楽しめること間違いなしです。

 さらに、期間中は「AOAO SAPPORO」のミュージアムショップで販売している各種アイテムや、ウオヒレウロ子さんによるウオヒレグッズなども販売するそう。また、1月21日(日)には、ウオヒレウロ子さんと浦上宥海さんによるトークイベントも開催予定とのことです。

文喫 六本木:“ 文化を喫する”をコンセプトにした入場料のある本屋。人文科学や自然科学からデザイン・アートに至るまで約3万冊の書籍を販売している。一人で本と向き合うための閲覧室や複数人で利用可能な研究室、喫茶室を併設。また、入場無料エリエでは企画展も定期的に開催している。(画像:株式会社青々リリース)

■文喫 六本木
住所:東京都港区六本木 6-1-20 六本木電気ビル
TEL:03-6438-9120
営業時間:9:00~20:00(L.O.フード19:00/ドリンク19:30)
入場料:無料(有料エリアへの入場は平日1,650円、土日祝日2,530円)
アクセス:東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木駅」3・1A出口より徒歩1分
※イベント詳細・オンライン配信視聴については、公式サイトをご確認ください
http://bunkitsu.jp/

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