タピオカの次は? 2019年「コンビニドリンク最前線」を行く
2019年6月1日
ライフいま最も行列をつくるトレンドグルメといえば、タピオカドリンク。まだまだブームは続きそうですが、この夏、人気が出そうなドリンクは? フードライターの笹木理恵さんが、コンビニのドリンク事情から、最先端のトレンドを探ります。
タピオカブームはこの夏も継続
2018年ごろから若者を中心に大人気の「タピオカドリンク」。街中のあちこちで行列が見られるほど専門店も増えており、その勢いはいまだ衰えを知りません。

さらに最近は、ドーナツチェーンのミスタードーナツやコーヒーチェーンのタリーズコーヒーなどもタピオカドリンクを導入。さまざまな業態の店で提供されるようになっており、少なくとも2019年の夏はまだブームが継続しそうです。
一方、コンビニはブーム以前から、主にチルドカップのタピオカ入り飲料を季節限定で販売していました。今年は、定番のミルクティーベースだけでなく、ほうじ茶やチーズティーなど、タピオカドリンク専門店で人気のベースを取り入れており、コンビニの商品開発担当のアンテナ感度の高さを感じます。
ポストタピオカ、有力候補は「チーズティー」
ブームの陰で、「タピオカドリンクブームはいつまで続く?」、「次のドリンクのトレンドは何?」といった声が早くもささやかれ始めています。そこで、“ポストタピオカ”として注目を集めているのが「チーズティー」です。
「チーズティー」は、台湾で誕生し、アジアやアメリカでも人気を集めているという新感覚のドリンク。ウーロン茶や台湾茶、紅茶などのお茶の上に、塩をきかせたチーズクリームをのせたもので、2層に分かれた見た目のかわいらしさでも話題を集めています。
2018年8月、日本初のチーズティー専門店「FORTUNER tea-box(フォーチュナー ティーボックス)」が出店すると、その勢いは加速。台湾茶専門店やティースタンドなどもチーズティーを提供するようになり、若者を中心にSNSなどで頻繁に紹介されるようになりました。
そんな注目の「チーズティー」ですが、早速コンビニにも並んでいました。ナチュラルローソン限定の「タピオカチーズティー」(税込260円)は、5月28日(火)に発売されたばかり。リプトン紙パックシリーズの「クリームチーズティーラテ」(税込138円)は、5月7日(火)より、沖縄を除く全国のコンビニやスーパーで発売されています。
専門店のようなふわふわとした口当たりはさすがに望めませんが、どんな味わいなのか、気になる人はぜひ試してみてください。
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