連載開始50周年 なぜ国民的漫画「ドラえもん」は浮世絵化されたのか?
私たちに未来への夢を見せ続けてくれる、不朽の名作「ドラえもん」。そのドラえもんはなぜ、過去の名作「浮世絵」に登場したのか? そこには、過去と未来をつなごうとする熱い思いが託されていました。
国民的漫画ランキング2位
ランキング情報サイト「gooランキング」が2019年8月に発表した、「これぞ『真の国民的漫画』と思う漫画ランキング」。
4102人から回答を集めたランキング堂々の第1位は、1984(昭和59)年から『週刊少年ジャンプ』に連載されたご存じ「ドラゴンボール」(鳥山明)。3位は妖怪漫画の雄「ゲゲゲの鬼太郎」(水木しげる)。そして、第2位は「ドラえもん」でした。
未来のドラえもんが、なぜ浮世絵に?
小学館の雑誌にて1970(昭和45)年1月号から連載がスタート。1979年からはテレビ朝日系でアニメ化され、今や知らない人はいない、まさに国民的キャラクターとして幅広い年代から愛され続けています。
ドラえもんが4次元ポケットから取り出す秘密道具は、子どもだけでなく多くの大人をもとりこにし、道具の実現が科学技術の発展の目標として掲げられることも。「ドラえもん」に描かれた未来は、私たちにいつまでも見果てぬ夢を見せ続けてくれています。
そのドラえもんが、“未来”とは真逆の「浮世絵」となって商品化されていることをご存じでしょうか?

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