【ソロ活(1)】都心の森で紅葉狩り!木立のなかでゆったりとひとりの時間を過ごそう
休暇を取ってゆっくりと旅行したい気分なのに、スケジュールがそれを許してくれない…だんだんストレスが溜まりますよね。そんな時に気軽に行ける、ステキな「都心の森」をご紹介します。東京にいながら里山を感じる穴場スポットと、東京だから味わえるおしゃれなフォレストスポット、そんな対極にある「森」を選びました。どちらがお好みでしょうか?白金と大手町。大切に育てられてきた都心の森 都心だからこそ大切に守られ、育てられた森があります。歴史的な背景から大切に守られてきた森、都市再生のための最先端プロジェクトとして創られ育てられてきた森。どちらの森も、ストレスを抱えた都会人の心を癒やし、気持ちを整えてくれます。 都心駅チカで紅葉狩りができるというぜいたく(画像:photoAC)今回ご紹介するのは、白金台と大手町という都心にある森です。森林浴したいと思いつつ、なかなか遠出できなくても、駅から近い場所なら思い立ったらすぐに、おひとり様で訪れることができます。時間を上手に作って訪れてみてはいかがでしょう。 >>関連記事:買い物途中にふらりと立ち寄れる、おひとり様でもくつろげる都心の公園 高層ビル群に安らぎを与えてくれる森(画像:アーバンライフメトロ編集部)●附属自然教育園 「東京都庭園美術館」は筆者のお気に入りの場所で、何度も訪れたことがありましたが、隣に広がる森が「国立科学博物館附属自然教育園」だということを最近まで知りませんでした。 附属自然教育園は、明治時代に旧陸軍の火薬庫として使用され、大正時代は白金御料地として、人の出入りが制限されていたために、貴重な自然が保護されてきた場所です。 里山のような素朴な趣に癒やされます(画像:photoAC) できる限り自然本来に近い状態で残そうと管理されている広い園内には、常緑樹や落葉樹が生い茂り、原っぱや池、小川まであります。白金台という都心にこれだけ豊かな自然が残っていることに感動。 園内を歩いていると、郊外の里山を散策しているかのような穏やかな気持ちになります。これからの季節は、イロハモミジをはじめ紅葉が見ごろ。 喧騒から離れた森の中で、深まりゆく秋を感じながら、ゆったりとした時間を過ごしませんか。 遠くに旅行しなくても、都心で秋を堪能(画像:photoAC)●大手町の森 「大手町の森」をご存じですか? 「都市を再生しながら自然を再生する」という開発コンセプトのもと、高層ビル群の谷間に作られた「本物の森」です。 房総半島・君津で検証した後、土壌や植物を移植して豊かな森の環境を再現しています。タカやハヤブサ、渡り鳥の飛来も確認されたとのこと、鳥のさえずりが道行く人の心を和ませてくれます。 樹々の間を行き交うだけでも森林浴気分に(画像:アーバンライフメトロ編集部) 大手町駅から地下街を抜けて大手町タワーへと進むと、森の緑と自然光が差し込む大空間が広がります。 エスカレーターを上るともうそこは森の中。 ベンチに座りながら樹々のグリーンや木漏れ日を見ていると、避暑地でくつろいでいるかのような錯覚に陥ります。 時間帯や季節によってもいろいろな表情を見せてくれる「大手町の森」。都会の真ん中にいることを忘れて、リフレッシュできます。 森を感じながらのぼるエスカレーター(画像:アーバンライフメトロ編集部)深呼吸してからだも心もリラックス 都心にはこんなステキな「森」があります。 樹々の緑を眺め、清々しい香りや風を感じる森林浴で、気持ちをリフレッシュできます。 深呼吸すればからだも心も元気になります。ストレスは長引かせないのがベストですよね。 キラキラと輝く木漏れ日を見ていると心のモヤモヤも消えて…(画像:photoAC) ちょっとストレス感じたら「都心の森」を訪れて、上手にストレス解消してみてはいかがでしょう。 ■附属自然教育園 住所:東京都港区白金台5-21-5 TEL:03-3441-7176 開園時間: 【9月1日~4月30日 】9:00~16:30 (入園は16:00まで) 【5月1日~8月31日】 9:00~17:00 (入園は16:00まで) アクセス: 東京メトロ南北線・都営三田線 白金台駅より徒歩7分 JR・東急目黒線 目黒駅より徒歩9分 休園日:毎週月曜日 (ただし、祝日・休日の場合は開園し、火曜日が休園) 祝日の翌日(ただし、土・日の場合は開園) 年末年始(12月28日~1月4日) ※上記の休園日でも臨時に開園することがあります ■大手町の森 住所:東京都千代田区大手町1-5-6 アクセス:東京メトロ東西線・半蔵門線・丸ノ内線・千代田線 、都営三田線 大手町駅より直結 JR 東京駅より徒歩5分
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