下町銭湯で「人情」以上に心に残るインパクト抜群なものを見てしまった体験を描いた漫画「わぁ~~~お!」
下町銭湯に残る「素敵な習慣」 おのみさ(ペンネーム)さんは東京の下町に暮らすエッセイスト・イラストレーターです。もともとは代官山に暮らしていましたが、今やすっかりオンナ寅さん化。趣味は銭湯からの大衆食堂飲みだといいます。そんなおのさんが描くアーバンライフメトロ・オリジナル4コマ漫画、今回のテーマは「下町銭湯で見られる人情とアレ」です。 おのさんの体験を描いた漫画のカット(おのみささん制作)――おのさん、今回の作品を作った背景を教えてください。 この光景に結構な割合で出会うなぁと思い、マンガに描いてみました。 ――銭湯にはどのくらいのペースで行かれるのでしょうか。 週イチが理想ですが、月に3回くらいですかねぇ~。 ――近年人気の銭湯で、おのさんはどのような動きをしているのでしょうか。 私が行っている銭湯には無料サウナがついているので、水分補給をしつつ、風呂 → サウナ → 水シャワーを1~2回繰り返します。 ――作中の年配女性は、なぜ椅子を使わないのでしょうか。 それは謎です……年配者は使わない人が多いですね。皆さん、ペタッと床に座っています(笑)。 ――私は男なのでわかりませんが、ブラジャーは肌に触れるとそんなにかゆいのでしょうか。 私も肌が弱いので、レース部分とかがめっちゃかゆいです。レースが無い木綿素材がベストですね。 ――背中を流し合う光景を見て、どのようなことを感じますでしょうか。 葛飾区や江戸川区の銭湯は大抵いつも、年配者の常連さんたちがお互いの背中を流し合っています。現在でも「このような素敵な習慣が残っているのか」と感動しますね。いつまでも残っていて欲しいです。 ――最後のコマの「立ち上がり方」は、特徴的です。 歳を重ねると膝を曲げるのが痛いらしく、こういう立ち上がり方をするようです(笑)。 ――しかも見えちゃった。なんだか縁起がいいですね。 お得感がありますよね(笑)。これを見た日は「ラッキーデー」ということにしています♪ ――ちなみに、銭湯を出たら当然…… 当然!(笑)。湯上がりでホカホカのまま、大衆食堂で飲むチューハイのおいしさたるや! 私の小確幸(しょうかっこう。小さいけれど確かな幸せ)です♪ ――漫画の読者にひと言お願いします。 下町に行くことがあれば、ぜひ銭湯に行ってみてください。今でも昭和レトロ感満載の建物がたくさん残っていますし、運が良ければ「わぁーお」な光景が見られるかも(笑)。あと、湯上がりに行く大衆食堂や大衆酒場で飲むビール、チューハイは最高ですよ!
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