ムーミンも驚き? 本格サウナブーム支える「フィンランドの流儀」とは(前編)
2019年3月20日
ライフサウナがブームです。1964年の東京オリンピック以降に普及したといわれるサウナですが、現在のトレンドは「フィンランド式」。いったいどういった形なのでしょうか。
サウナ専門誌がブームの火付け役に
サウナブームが加速しています。テレビや雑誌などで特集がひんぱんに組まれ、サウナ愛好家を意味する「サウナー」という言葉も広く知られるようになってきました。

サウナの調査研究を行う、日本サウナ・温冷浴総合研究所(港区西新橋)によると、サウナが日本に初めて上陸したのは、1964(昭和39)年の東京オリンピックだといいます。
「(サウナの本場である)フィンランドの選手が『家庭用の簡易なサウナ』を持ち込んだことがきっかけといわれています。その後の1966(昭和41)年、渋谷に日本初のサウナ『スカンジナビアクラブ』が開業し、以来、人気を博し現在に至っています」(日本サウナ・温冷浴総合研究所)
それから約50年。現在のブームの背景には別の流れがあるようです。業界団体の日本サウナ・スパ協会(千代田区九段南)は、2014年3月に発売された日本初のサウナ専門誌「saunner(サウナ―)」(小学館)がブームの火付け役になったと指摘します。
「雑誌の発売以降、テレビ番組でサウナが急に露出するようになりました。これを機に『オヤジの聖地』というイメージがあったサウナに、若い人が多く訪れるようになったんです」(日本サウナ・スパ協会)
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