インスタ料理投稿「ハッシュタグ数」が2年で4割増のワケ

画像メインのSNSと考えられがちだったインスタグラムですが、料理投稿ではハッシュタグが近年大幅に増加しているようです。いったいなぜでしょうか。


ハッシュタグ、平均19個

 料理が好きなインスタグラマーのコミュニティサイト「クッキングラム」を運営するアイランド(渋谷区神宮前)がサイト会員約800名を対象に行ったインターネット調査で、料理投稿に付けるハッシュタグの平均値が大幅に増加していることが分かりました。

インスタグラムに料理の写真を投稿するのは日常に(画像:写真AC)



 アイランドによると、2018年の1回の料理投稿におけるハッシュタグの平均値は18.8個で、わずか2年間で約4割の伸びを見せたといいます。

2016年から2018年にかけて顕著な伸びが見られる(画像:アイランドのデータを元にULM編集部で作成)

 その理由について、プロデューサーの大田祥子さんは、「クッキングラムのユーザーが自分以外のユーザーとのハッシュタグによるつながりを意識するようになったため」といいます。詳細を聞きました。

――そもそもなぜ、自分以外のユーザーの存在や、ハッシュタグでのつながりを意識するようになったのでしょうか。

 インスタグラムのユーザー数はこの数年で大きく伸びています。2018年11月にフェイスブックが主催した「インスタグラム デイ」では、日本国内におけるインスタグラムのMAU(月1回以上サービスを利用したユーザー数)が2900万人を超えたと発表されました。

 インスタグラムは「見た目にインパクトのある写真が集まる場」という印象をかつて持たれていました。しかし、ユーザー層の裾野が広がった結果、ユーザーたちがより気軽に自分の好きなものを発信し合い、コミュニケーションを楽しむ側面が出てきたからです。

フォローする人のハッシュタグから情報収集

 また大田さんは、インスタグラムのキャプション(文章)も今まで以上に読み込まれるようになっていると指摘します。

もはや画像メインではなくなったインスタグラム(画像:写真AC)



――それはなぜでしょうか。

 ハッシュタグはキャプションに記入するので、ハッシュタグをチェックするということは、キャプションを読み込むことと密接な関係があります。

 今回の調査で、フォローしている人のハッシュタグからトレンド情報を得ている人が全体の約8割もいることが分かりました。

――料理投稿におけるハッシュタグの数は今後も増えていくのでしょうか。

 インスタグラムにおけるハッシュタグは、その数だけではなく、キャプションの中に混ぜたり、つぶやき的に使ったりと、さまざまな使われ方をしています。そのため、今後も増え続けるのかどうかは明言できませんが、インスタグラムを楽しむ上で重要な要素であり続けるでしょう。

※ ※ ※

 これまで画像メインのSNSと考えられがちだったインスタグラム。その使い方の変化に、今後も目が離せません。


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