やみくもな「習い事」は逆効果! 本当に子どもを伸ばしたいなら知るべき「4つのポイント」とは

子どもの習い事はどのように選び、辞め時はどのように見極めるべきなのでしょうか。元塾講師で、子どもの教育問題に幅広く携わってきたライターの中山まち子さんが、習い事を決める際に意識すべき4つのポイントを紹介します。


子どもの習い事は「3難」に注意

 子どもの習い事の数が、保護者世代に比べ格段に増えています。そのスタートは小学校入学前後が多いですが、低年齢化が進む傾向も見られ、リトミック教室や乳児向けの英会話教室など、習い事を始めるのが「0歳代」というのも珍しくはありません。

子どもの習い事の低年齢化と多様化が進んでいる(画像:写真AC)

 選択肢が増えたことは、子どもの才能を伸ばす機会も多くなっている反面、習い事を選んだり、辞めるタイミングを見極めたりすることが難しくなっているともいえます。

 子どもの習い事には本人の才能を引き出したり、体を鍛えるといったメリットがありますが、やみくもに習い事をさせるだけでは子どもの時間を奪い、家族と過ごしたり友達と遊ぶ時間が減るだけです。

 そこで今回は、子どもにとって適切な習い事の決め方や辞め時の見極め方を紹介します。子どもの習い事には、

1.夫婦間での意見のズレ
2.子どもの負担増
3.子どものやる気が起きない

の「3難」があります。

 これを攻略するためには習い事をスタートさせる前とその直後、そして経過を確認していくことが大切です。ポイントは次の4点です。

1.夫婦間での意見を統一する

 習い事には多かれ少なかれ、月謝を支払います。お金を出してまで通わせるのですから、夫婦の考えが一致し、子どもを送り出すことが大切です。親の片方が乗り気ではないと、送迎をする際にもめるなど、子どもに悪影響となります。

 子どもにやらせたい、または子ども自身がやりたい習い事があるなら、夫婦でしっかり意見を出し合いましょう。特に話し合っておくべきなのが、以下の3点です。

・その習い事は子どもに必要か
・月謝は許容範囲の金額か
・送迎など親の負担は大きくないか

 子どもが気持ちよく習い事に通えるためにも、事前に夫婦間で意見を一致させておきましょう。習い事で親がもめていると、子どもは「自分のせいだ」と思い詰めてしまいます。

 例えば、子どもはテニスをしたいのに母親がバレエをやらせたいなど、親子で考えが違う場合は子どもの意見を尊重することが大切です。夫婦でやらせたい習い事が一致しない時は、それぞれの体験レッスンを子どもに受けさせてみて、子どもの興味のある方を選択してください。

 習い事は、親のエゴでは長続きしません。子どもの気持ちを優先するようにしましょう。

2.種類と回数は子どもの負担のない範囲にする


「子どもの習い事」に熱心な都道府県トップ5

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