東京での「コロナ出産」 立ち会いも、里帰りもできなかった当事者がつづるかすかな希望とは

2021年7月30日

ライフ
s.k(ライター)

いまだ収束が見えないコロナ禍。そんななかでも、出産し、新たな命をつなげる人たちが東京にいます。今回はそんな体験談をご紹介します。


ウイルス情報が少なかった2020年3月に出産

 感染対策で立ち合いができない、地元に帰れない、普段通りの外出ができない等、コロナ禍での妊娠・出産は不安がいっぱいです。

 本稿では、実際にコロナ禍で出産を経験した筆者による体験談のほか、病院の対応や東京都の出産応援事業を紹介します。

 筆者は2020年3月末に出産を経験しました。ちょうどお笑いタレントの志村けんさんが新型コロナウイルスで亡くなり(3月29日)、日本中に驚きと悲しみが広がっていたころです。

妊婦のイメージ(画像:写真AC)

 その頃は新型コロナウイルスに関する情報もまだ少なく、罹患(りかん)したら重症化するということが強調されて報道されていたこともあり、出産前から不安が大きかったことを覚えています。

 幸いなことに2月中旬ごろから産休に入り、会社や街なかに出ることは減っていたので、ほとんど家にいて、人との接触は最小限に抑えていました。買い物は仕事帰りの夫にお願いしたり、通販で購入したりしていました。

 怖かったのは、検診などで通院するときです。

 筆者の出産病院は感染症指定医療機関であったため、新型コロナウイルス感染者も受け入れていました。新型コロナウイルスの感染者が同じ病棟にいると思うと不安で、なるべく早く終わらせて帰りたい気持ちでいっぱいでした。

 出産を控えている両親を対象におこなわれる「両親学級」への参加もギリギリまで迷いましたが、結局参加することに。その後、両親学級自体中止になったそうです。

破水、そして入院


【調査結果】コロナ禍で「家族の大切さを感じるようになった」 一方で61.2%が結婚や出産に不安も

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