取り締まりには御用心⁈ 渋谷周辺で気をつけたいうっかり交通違反多発スポット

  • ライフ
  • 渋谷
取り締まりには御用心⁈ 渋谷周辺で気をつけたいうっかり交通違反多発スポット

\ この記事を書いた人 /

岩本信彦のプロフィール画像

岩本信彦

フリーランスライター

ライターページへ

東京の道は一方通行も多く、迷路のように派生する道が無数に存在します。今回は仕事などで運転するときに気を付けたい、渋谷周辺のうっかり交通違反スポットをフリーランスライターの岩本信彦さんがご紹介します。

 東京で生活をしていると、仕事で車を使うという人も多いでしょう。

 ただ、免許を取り立ての人が東京の道を運転する際は、戸惑うことも多いです。幹線道路を中心に、迷路のように派生する道が無数に存在します。

 また道幅が狭く、一方通行の道も多いです。そんな東京の道も、ドライブであれば楽しめるかもしれません。しかし、仕事となるとまた別です。

交通量が多い渋谷スクランブル交差点(渋谷駅西口交差点)(画像:photo AC)



「車をぶつけないようにしないと……」「アポに遅れないようにしないと……」など、様々な不安が頭の中にあるはず。そんな心理状態のときは、どうしても注意散漫になりがちです。気づいたら、白バイや警察官が前に……なんてことも起こります。

 そこで本記事では、渋谷付近で運転をする際に取締りに注意しておきたいスポットをいくつか紹介しておきます。

渋谷駅西口・東口

 神宮通りと国道246号(以下246)が交差する渋谷駅西口交差点に、明治通りと246が交差する渋谷駅東口交差点。まさに渋谷警察署のお膝元といった場所で、日本でも有数の交通量を誇る交差点です。

違反が発生しやすい渋谷駅東口交差点(画像:photo AC)

 車線変更をミスると大幅なタイムロスになってしまうので、黄色の実線を超える通称「イエローカット」が多発しています。特に初心者が道を間違える恐怖から、違反をしてしまうことも多いのではないでしょうか。

 ただ、警察にはそんな事情は通用するはずもなく、違反として取締りを受けます。

 ちなみに黄色の実線を越えると、違反点数として1点が加点されます。軽微な違反でも積み重ねてしまうと、その後の運転に支障が出てしまうので、気をつけましょう。

 246はイエローカット以外にも、実線通行区分違反が発生しやすい場所です。特に渋谷駅方面から246に入るときは、区分が非常にわかりにくく、多くの違反者を見かけます。

青山学院前

 青山通りを表参道から渋谷方面に向かう途中にあるのが、青山学院大学のキャンパスです。青山学院大学前の交差点でも、時折ですが交通違反者がいます。

 多くの交差点は直進可と同様に左折可の矢印が出ますが、この交差点の信号は、赤信号の際に直進可の矢印のみが出ます。ここを勘違いするドライバーがいるようで、思わず左折してしまうということが……。

ドライバーが勘違いで左折しやすい直進可の信号(画像:photo AC)



 当たり前ですが信号無視なので、2点が加点されます。通常であれば、点数が6点に達すると免停になるので、毎日のように運転をする人は特に気をつけましょう。点数が増えることで、運転することへのプレッシャーが増してしまいます。

ACCEA 青山通り店前

 青山通り沿いには渋谷につながる細い道が複数存在します。

 そのなかの一つ、印刷会社の「ACCEA」の前に出る細い道に注意しましょう。歩道の前に一時停止があるので、交通ルール上は必ず止まらないといけません。

 しかし青山通りに出るには、停止線の少し先まで出ないと視界が確保できないため、一時停止をしない車もいます。そんな車をターゲットに、白バイがスタンバイしていることが多いです。

 白バイはちょうど視界に入りにくいところで待機しており、停止線を超えた車は捕まります。違反点数は2点。確認を怠ったために、点数が加算されるのは非常にもったいないので、気をつけておきましょう。

神泉の交差点付近

 新宿方面から旧山手通りを通り神泉の交差点に向かうと、交差点の直前で左に折れる道があります。この道を使うことで、信号を待たずに渋谷に行けるので、活用している人もいるでしょう。

 246に入る前には一時停止がありますが、ここも警察が待機しているのを見かけます。歩行者がいないとつい停止線を超えてしまう人もいるでしょうが、交通違反なのでやめておきましょう。前述のとおり、2点が加点されます。

普通の道にこそ注意が必要

 渋谷周辺に限ったことではありませんが、都内には実に多くの取り締まりスポットが存在します。交通ルールを守って運転しようと意識していても、仕事が絡むとどうしても焦ってしまう……という人も多いです。

 大きな交差点であれば、警察がいることを知っている人も多いので意識をしますが、ふと気を抜きがちな普通の道こそ注意が必要です。

 もし違反を繰り返して免停になってしまうと、業務にも支障が出ます。そんな事態を避けるためにも、まずはどこで違反が起きやすいのか意識しておくことで、より安全な運転ができます。

 運転初心者にはなかなか厳しい東京の街ですが、慣れてくれば運転が楽しくなるはず。特に渋谷の開発スピードは目まぐるしく、新しい建物を眺めているだけでも面白いです。そして景色の移り変わりを楽しめるようになれば、仕事にも余裕ができます。

 ぜひリスク対策として、この記事を参考にしてみてください。

関連記事