駅で困っている「ベビーカー」の女性を助けず、素通りする人たちに私が伝えたいこと【連載】大原扁理のトーキョー知恵の和(12)

何とはいえないのだけど何となく息苦しい。そんな気持ちでいる人へ、東京で週休5日・年収90万円台という「隠居生活」を実践した大原扁理さんに生き方のヒントを尋ねる企画「トーキョー知恵の和」。今回のテーマは「東京と『助け合い』」です。


東京という街と「人助け」

 例えば朝の通勤ラッシュ時、ベビーカーを持って階段を上れず困っているお母さんを見掛けたとき、あなたはどうしますか? 助けずそのまま素通りしてしまった、という経験がある人もなかにはいるかもしれません。人と人とが助け合う本来の意味とは何か。東京で週休5日・年収90万円台の「隠居生活」を実践した大原扁理(おおはら へんり)さんが考えます。(構成:ULM編集部)

※ ※ ※

 突然ですが、「人助け」と聞くと、みなさんはどういうイメージがありますか? お金がないとできない? 助けてもらうのは申し訳ない? または困っているのはその人の責任だから、助けない?

 今回は、私のなかで「助ける・助けられる」の意味が変わっていった体験をお伝えします。

 私は23歳のときに上京し、ひとり暮らしをはじめました。が、23区内で借りた部屋の家賃7万円をはじめ、食費や交通費や税金を払うのに精いっぱいで、すぐに金銭的余裕を失いました。

 毎日何かしら仕事をしていたにもかかわらず、財布にも心にも余裕がない。するとどうなるかというと、困っている人を見たり聞いたりしても、無視するようになります。「自分で何とかしろ」と。

「人を助けたら損をする」?


【アンケート】駅や電車のベビーカー「迷惑」と感じますか?

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