えっ、本物じゃないの? SNSで最近、超リアルな「東京CG作品」が増えているワケ
2021年4月28日
ライフツイッターなどのSNSでは、まるで実写のように精巧に描かれた絵画やイラスト、CG作品が話題になることがしばしばです。そして最近、そんな作品群の中で「東京都心」を表現したものが増え始めていることをご存じでしょうか? その背景と、共通して付けられているハッシュタグ「#PLATEAU」のナゾに迫りました。
実写じゃないの? 思わず二度見
まるで大洪水に見舞われたかのように、街全体が水没した港区と東京タワー。
ドローンで空撮したかと見まがうような、西新宿の摩天楼と東京都庁。
朝日に照らし出されて、白く浮かび上がる新国立競技場――。

最近、ツイッターなどのSNSで、やたらと精巧な東京のCG画像や動画がいくつも投稿されていることにお気づきでしょうか?
これらの投稿に共通して付けられているハッシュタグは、「#PLATEAU」。
国土交通省都市局が主導する、3D都市モデル事業「Project PLATEAU(プロジェクト プラトー)」のデータを利用して制作したものであることを意味しています。
このオープンデータに映像クリエイターたちが目を付け、3DCGソフトなどと併用して自身の作品制作に使い始めているのです。
投稿作品を見たSNSユーザーたちからは、
「ものすごくキレイ……」
「建物が細かくてリアル!」」
「映画みたい」
と驚きの反応が続々。
しかしそもそも「3D都市モデル」とは一体何なのか? 何のために国はプロジェクトを進めているのか? そして、なぜそのプロジェクトがクリエイターたちの間で受けたのか?
ちょっと専門的で取っ付きにくそうな話題にも感じますが、これは私たちの生活を飛躍的に便利に、そして快適にする注目のプロジェクトのようです。
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