環境問題って、やっぱり「意識高い系」? ひねくれ記者がサステナビリティについて聞いてみた
2019年12月12日
ライフ「サステナビリティ」「ていねいな暮らし」という耳障りが良い言葉に対して、これまで疑問を持っていたというライターの秋山悠紀さんが、インフルエンサーに直接訪ねました。
サステナビリティ「自分に関係ない」と思っていた記者
近年、「持続可能性」を意味する「サステナビリティ」「サステナブル」という言葉を、よく耳にするようになりました。海洋汚染を引き起こすプラスチックごみや、まだ食べられるのに廃棄されてごみとなる食品ロスをいかに削減するかなど、持続可能な地球環境や社会に向けた取り組みは世界的に進められています。
世界的なトレンドとなり、多くの人が関心を持ち始めたサステナビリティ。しかし筆者はどうしても、積極的にサステナブルな生活を実践する気になれません。プラスチック製品の使用を控えたり、朝起きて家庭菜園で育てた野菜をかじってみたり……。そんな雑誌で見るような「ていねいな暮らし」を、「現実味のない、自分とは関係のないもの」と遠目から眺めている節さえあるのです。
なぜ、サステナブルをそのような歪んだ目で見てしまうのか――。理由を探るべく12月10日(火)に行われた、繊維商社の豊島(名古屋市)が環境保全団体のWWFジャパン(世界自然保護基金ジャパン。港区三田)との提携を発表した記者会見を取材するため、同社の東京本社(千代田区神田岩本町)に向かいました。

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