ムラスポ、アルバ……懐かしの「ショップ袋」ブーム 進化を遂げて令和時代の定番に
2021年2月21日
ライフ90年代から2000年代にかけて、渋谷や原宿などを歩く若い女性たちが皆そろって「ショップ袋」を肩から提げていたのを覚えているでしょうか。
渋谷系のギャルブランドが代表格
2020年の7月からレジ袋が有料に変わり、それ以前からエコバッグを使っていた人もそうでない人も、あらためてエコバッグ・マイバッグの存在を意識させられるようになりました。
レジ袋有料化とマイバッグ持参にはさまざまな意見がありますが、90年代から2000年代初めには、特に「エコ」を意識しているわけでもないのにショップ袋を常に持ち歩くのがブームになり、誰もが“リサイクル”使用していた時代がありました。
特に東京では、街を歩く若い女性たち皆が何かしらのショップ袋を持っていたあの時代――。筆者と同世代の90年代に青春を送った人なら、記憶に残っている人も多いかもしれません。
そして00年代半ば頃には、ショップ袋の流行は雑誌付録のサブバッグという形に進化し、再び流行しました。
今回は平成のショップ袋ブーム、また令和に入った現在も続くサブバッグブームについて考えたいと思います。
アルバ、ムラスポ、ヒスグラ……
90年代を過ごした女性なら、ショップ袋と聞くとまず「me Jane(ミージェーン)」や「ALBA ROSA(アルバローザ)」のものを思い出す方もいるのではないでしょうか。
これらのショップ袋は「ショッパー」という愛称で呼ばれ、90年代を代表とする流行アイテムのひとつとなりました。
上記のような渋谷のギャル系ショップでなくても、「ムラサキスポーツ」や「BEAMS」「ヒステリックグラマー」などのストリートブランドのショッパーも流行。ファッションの系統を問わず学生を中心に東京の若者は誰もが持ち歩いていました。

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