池袋北口はもう古い? 現地色が強すぎる「中国料理店」が高田馬場に増殖している
2020年12月12日
知る!TOKYO東京で中国料理店が多いエリアといえば、池袋や亀戸が知られています。しかし昨今、高田馬場にも多くのお店が進出しているといいます。フリーライターの真砂町金助さんが解説します。
東京に住む外国人の約4割が中国人
さまざまな国の人が暮らす国際都市・東京。2020年1月時点の統計によると、東京には57万7329人の外国人が暮らしています。そのなかでももっとも多いのは、どの国の人でしょうか。
統計によると最多は中国人で、その数は23万1196人にも及びます。韓国は第2位ですが9万3595人。つまり都内に暮らす外国人の40%近くは中国人なのです。さらに、外国人全体で見ても上位10位はベトナム(3万8227人)、フィリピン(3万3828人)、ネパール(3万6150人)と、ほぼアジア圏が独占。圏以外で唯一10位以内にランクインしているのはアメリカ(1万9129人)のみとなっています。
中国の人口は14億人を突破し世界一のため数が多いのはわかりますが、東京に住んでいる人だけでこれだけの数になるのですから驚きです。

中国人の増加によって東京人が受ける恩恵といえば、やはりグルメに尽きます。近年、池袋や亀戸では新たなチャイナタウンが形成されており、その「現地色」はなかなかインパクトがあります。
店舗によっては、ほぼ日本人客がいないという風景が当たり前。飲食店に入るときに中国語で「こんにちは、ふたりで」なんていったりすると中国語でマシンガントークされます。もちろんどのお店でも日本語を話せる店員はいますが、この現地色と異文化交流は独特の魅力があります。

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