外出自粛なら、せめて自宅ご飯をゴージャスにしたかった女性の漫画「嗚呼、庶民感覚が捨てられない……」
少しでも経済を回したい、そんな思いから 前野コトブキさんは東京在住五十余年のイラストレーターで、これまでにビジネス書籍からテレビ番組内のフリップイラストまで幅広く手掛けてきました。会社員時代からのダブルワークを含めるとその歴は25年。そんな前野さんが描くアーバンライフメトロ・オリジナル4コマ漫画。今回のテーマは「時には高級食材を」です。 前野コトブキさんの体験を基に描いた漫画のカット(前野コトブキさん制作)――前野さん、今回の作品を作った背景を教えてください。 新型コロナウイルスの影響が、いろんなシチュエーションで出始めている。その状況を描いてみました。 ――新型コロナウイルス感染拡大による「外出自粛」が続いていますね。前野さんも自宅にこもり切りでしょうか。 もともと在宅で仕事をしているので、めったに外出しません。たまに買い出しや郵便物を出しに行きますが、その程度ですね。 ――「外へ遊びに行かれないから、せめて自宅での食事をちょっとだけ充実させたい」という消費者の気持ち、スーパー側も分かっているんでしょうかね。私も先日、思わず特価の牛肉を買っちゃいました。 外食すると思えば、かなり割安にはなりますよね。でもそれはそれでなかなか高価な物を買うのはちゅうちょしちゃいますし(笑)。基本、貧乏性なんでしょうかね。 ――普段食べなれていない高級食材は、胃もたれの原因になったりして……。前野さんはどんな高級食材を買ったのでしょうか。 魚好きなので、大トロを奮発しました! 海鮮丼にしていただきました! ――おおゴージャス。でも4コマめ、そうなんですよね、豪快にひと口でパクっと食べられないのが、庶民の切ない金銭感覚……(泣)。 もうこうなったら勢いで行くしかないでしょうね……。 ――新型コロナ禍が収束して外出自粛要請が解かれたら、前野さんはどこへ行きたいですか。 やっぱり外食したいですよね、あと旅行先でおいしいもの食べたいですね~。 ――今週末も自宅で過ごす皆さんにひと言お願いします。 会社勤めの人は特に、在宅での仕事って慣れないこともありストレスがたまると思います。元気に過ごして、何とか乗り切っていきたいですよね。 ――漫画の読者にひと言お願いします。 こんな世知辛いご時世だからこそ、クスっと笑えるコンテンツをお届けできたらと思っています!
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