大掃除シーズン到来! ガラスクリーナー特需のライバルはSNS、ユニーク製品も
2018年12月24日
ライフ大掃除に欠かせないガラスクリーナー。いったいどのような製品があるのでしょうか。
実施はやはり12月28日~30日に集中
2018年も残りわずか。今年もあっという間の1年でしたね。そんな1年を締めくくるイベントといえば大掃除です。
ダスキン(大阪市)がこのたび発表した「2018年末大掃除 実施意向調査」によると、年末に大掃除をする人は74.1%に上るといいます。

肝心の実施日は12月28日(金)から30日(日)までの期間にもっとも集中しており、皆さんただでさえ忙しい年末の中、バタバタしながら大掃除に取り組んでいることが分かります。

大掃除に必須なものといえば、掃除用具や洗濯用品。インターネットを使った市場調査大手のインテージ(千代田区神田練塀町)が2017年12月に発表した調査よると、12月のガラスクリーナー(スプレー/液体タイプのガラス用洗剤)の販売額は、1月から11月の平均と比べて、なんと645%に上るとのこと。その数値からも、いかに大掃除シーズンに消費が集中しているかが分かります。

ガラスクリーナー自体の市場は「各メーカーから新製品が出ず、新しい消費者を取り込めていないことや、SNSの発達で洗剤以外の掃除方法が知られるようになった」(インテージ)ため、年々縮小傾向(2014年度比82%)にあります。しかし、12月に集中という構図は今後も変わらないといいます。
スクイージー併用も効果的
そんななか、洗剤メーカー大手の花王(中央区日本橋茅場町)がコンシューマ向けに唯一展開する「ガラスマジックリン」(400ml)は、前身の「液体ガラスマイペット」時代から、約40年間に販売されているロングセラーです。洗剤液を垂れにくくするなどして、「市場ほど(販売額を)落とさず、シェアはアップしている」(同社製品広報部)とのこと。

また同社は、スクイージー(余分な水気を取り去るゴムローラー)を使ったガラス窓の掃除をホームページ上で提案するなどして、シェアの拡大を図っています。
「大きな面積を占める窓のくすみがなくなってピカピカになると、部屋全体が明るくキレイな印象になります。年末時期だけでなく、夏時期のお掃除もおすすめしています」(同)。
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