晴れの舞台「ウェディング写真」に写り込むナゾの女性……正体を知ったSNSユーザー大爆笑「忍者みたい」
あっと驚く衝撃の場面、感心させられる発見や豆知識、思わず涙を誘う感動の出来事……。SNS上では毎日、新鮮な話題がいくつも発信されています。そのなかから「東京」に関連するものを厳選してご紹介します。コロナ影響? 増える「ナシ婚」 新型コロナ禍の影響も相まって、婚姻届けは提出したけど挙式や披露宴は行わない、いわゆる「ナシ婚」を選択したカップルは66.6%。 コロナ以前の39.5%から大幅に増えていることがうかがえます。 (参照:結婚サービス関連メディア「エニマリ」が2021年4月、1年以内に結婚した既婚女性316人を対象に実施したアンケート調査) 人気のウェディングフォト、しかし…… 一方、式は行わなくてもウェディングドレスを着て記念写真に残したいと思う女性は少なくないようで、フォトウェディングは依然、根強い人気。 最近では東京タワー(港区芝公園)をはじめ都内有名スポットでのドラマチックな屋外ロケーション撮影も定番になってきているようです。 今回ツイッターに投稿された画像も、仲むつまじい新郎新婦がJR東京駅をバックに見つめ合いほほ笑み合っているロマンチックな1枚。 ……のはずが、どうしたことか、ふたりの横を猛スピードで駆け抜けていくひとりの女性が写り込んでいるではありませんか。 東京駅前でのウェディングフォト撮影。新郎新婦の脇に映り込む女性の正体は?(画像:仲道夫婦:)ウェディングフォトの闇の人さんのツイート) このナゾの画像がツイッターに投稿されると、ユーザーたちからは 「ものすごい躍動感」 「これはどういう状況なの??」 と、疑問の声が噴出しました。 知れば納得、プロの技知れば納得、プロの技 画像を投稿したのは、仲道夫婦:)ウェディングフォトの闇の人(@0321Haichiizu)さんのアカウント。結婚式やウェディングフォトの撮影を請け負っているご夫婦で、夫がカメラマン、妻はアシスタントです。 東京駅の写真に写り込んでいたのは妻の はるちゃん さん。そうこれは、撮影のために新婦さんのドレスの裾をフワッと広げてヒラッとなびかせる任務を遂行している場面なのでした。 ウェディングフォトの撮影スポットとしても大変人気の高いJR東京駅前(画像:写真AC) それを知った人たちからは、はるちゃん さんの真剣な表情に対して 「めちゃめちゃかっこいい」 「控えめに言って最高」 「まさに匠の技」 と称賛の声が相次ぎました。 仲道夫婦さんによると、「ドレスのいい感じの形を逃さないために連写撮影をしているので、どうしても(妻が)写り込んでいるミスショットが残る場合があります(笑)」とのこと。 ただし、妻・はるちゃん さんはドレスをフワッとさせた後に「素早く逃げ切るので、(写真を後から)修正することはあまりありません!」という腕前の持ち主。 広角での撮影で画角が広く、どうしても“逃げ切れない”場合には、編集で消すこともあると言います。 辛いときも心の支えになる1枚を辛いときも心の支えになる1枚を 冠婚葬祭も思うように挙行できないコロナ禍。その中でウェディングフォトを撮影する楽しさ、うれしさ、そして撮影する意義について、あらためてご夫妻に尋ねました。 「楽しさという意味では、まずは撮影現場がとても楽しいです! 新郎新婦さんにはできるだけリラックスしてほしいので、撮影の現場自体を楽しんでもらえるようなムードを作っています」 「撮影する意義については、撮影した写真を見て喜んでくれることももちろんですが、『辛いときにその写真を見て心の支えになります』と言ってくれることもとてもうれしいです。写真には、その人の人生に寄り添う価値があると僕は信じています」(夫・仲道雄大さん) 撮影する瞬間もうれしくて楽しい、後から見返しても心の支えになる。それがウェディングフォト(画像:写真AC)「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私はあなたと結婚したいのです」という広告コピーが世間の評判を呼んだのは2017年。 するもしないも自由な時代に、せっかくするのなら、健やかなるときも病めるときも見返すだけで幸せな気持ちになれる写真を残そうという、仲道ご夫妻のプロとしての気概を感じさせられました。 写り込みもまた、写真の味わい ちなみに今回の「ウェディングフォト写り込み画像」は、ちょうど1年ほど前にも仲道ご夫妻がツイッターに投稿し、大注目を集めたもの。 ここ数日ひょんなきっかけで生まれたツイッター上のハッシュタグ「#人がいるから返って良かった写真」を付けて、はるちゃん さんが再投稿したのでした。 ハレの日を迎えた新郎新婦にも、その特別な日を支えるカメラマンとアシスタントにも、末永く幸多からんことを!
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