【プレイバック平成】働く女性の「新しい姿」を描いたドラマ『ショムニ』の思い出
2020年10月7日
ライフ昭和・平成・令和と変わらず人気のテレビドラマのジャンルといえば「お仕事ドラマ」。芸能コラムニストのエタノール純子さんが平成のヒット作『ショムニ』の思い出を語ります。
人気ジャンル「お仕事ドラマ」
いつの時代も、テレビドラマで人気のジャンルといえば「お仕事ドラマ」。
その舞台が多くの場合「東京」なのは、やはり最先端の価値観を生み出すことの多い土地柄ゆえなのでしょうか。
平成の時代にも、数々の「お仕事ドラマ」人気作が誕生しました。皆さんはどの作品が好きでしたか? 中でも人気だった作品といえば、『ショムニ』(フジテレビ系)を挙げる人は多いのではないでしょうか。
原作は漫画雑誌『モーニング』で連載され、テレビドラマは1998(平成10)年4~7月に放送。その後シリーズ化もされました。
「落ちこぼれ女子社員」6人
『ショムニ』の舞台もやはり東京都内にある中堅商社で、「落ちこぼれ女子社員」(同ドラマのサイトより)6人の活躍を描きます。

原作とドラマでは主人公が異なり、ドラマ版の主人公は庶務二課(通称ショムニ)のボス、坪井千夏(江角マキコ)です。ミニスカートとハイヒールを履き、脚立を担いで社内を歩いているというキャラクターでした。
庶務二課の毎日の仕事は基本的にいわゆる雑務です。上記の坪井が脚立を担いでいるのも、社内の蛍光灯を交換するためです。
そして他部署との人間関係を気にせず自由に振る舞う庶務二課の6人。しかし、なぜか結果的に社内の人間の心を動かしたり社会の悪事をこらしめたりして、最終的に会社に良い結果をもたらすといったコメディーでした。
なぜこのドラマは当時人気を集めたのでしょうか。

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