不気味系からカワイイ系まで……コロナ禍で「変わったマスク」が次々誕生した日本のド根性魂とは
2020年9月19日
ライフ新型コロナウイルスの感染拡大によって、日常に欠かせないアイテムとなった「マスク」。ただの白いマスクだけでなく、ちょっとしたデザインが施されたものも数多く出回るようになりました。中には「ちょっとした」に収まらない奇抜なものも……。フリーライターの苫とり子さんがそれらの特徴をまとめました。
どうせ付けるなら変わったマスク?
2020年8月、上野や御徒町駅にほど近い総合ディスカウントストア「多慶屋(たけや)」(台東区台東)が導入したスマイルマスクが大きな話題を呼びました。
新型コロナウイルスが猛威を振るった2020年。いまだ事態は収束せず、東京では連日150人以上の感染者が報告されています。
感染予防の観点から、オフィスや映画館、ライブ会場など、マスクの着用が事実上“義務付け”られている状況です。街を見渡しても、8~9割ほどの人が屋外でもマスクを着用している姿が見られます。
これまでの日常では、マスクを着用している人を頻繁に見かけることはありませんでした。着用するとしても、インフルエンザが流行し始める秋口から寒い時期にかけてのみだったでしょう。
しかし、2020年は3月頃から必要となり、マスクの売り切れが続出。一時期はマスクを求める人たちの行列をドラッグストアなどで見かけることもありました。
これを受け、政府は全世帯にガーゼ製の布マスク、いわゆる「アベノマスク」を2枚ずつ配布。
また各メーカーは夏でも涼しくマスクを着用できるように冷感マスクやメッシュ素材のマスク、あるいは口に直接触れないフェースシールドを開発するなど、2020年はマスクにまつわるニュースが後を絶ちません。
そんな中、新たなアイデアで世間をにぎわせたのが多慶屋のスマイルマスクです。

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