【受験生の夏2020】プレゼン能力がもはや必須スキルに? 「AO・推薦入試」のオンライン化でいったい何が変わるのか
2020年7月5日
ライフ新型コロナ禍により、従来のAO入試や推薦入試のあり方が変化しています。今後は一体どうなるのでしょうか。教育ジャーナリストの中山まち子さんが解説します。
一般入試以外で入学を決める学生が増加
近年の大学入試は一般入試だけでなく、AO入試や推薦入試といった試験制度が浸透してきています。
こうした入試制度を利用した入学者が増加しているのは、文部科学省のデータからも明らかです。

文部科学省の「平成31年度国公私立大学・短期大学入学者選抜実施状況の概要」によると、2019年度入学者試験では国立大学が16.3%、公立大学では27.9%、そして私立大学では半数以上となる54.2%の学生がAO入試や推薦入試によって入学しているのです。
実は2020年度の入試から、これまでのAO入試や総合型入試、推薦入試の名称が「学校推薦型入試」へ変更となりました。
都内私立大学の定員厳格化や新しく始まる大学入試共通テストを回避するため、一般入試を避けて、早々に合格が決まる総合型入試や、学校型推薦入試を利用する受験生が増えるのは自然な流れです。
しかし大学入試改革を進めてきた中で新型コロナ禍となり、事態は急変しています。

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