日本人はいつから過度なバッシングをするようになったのかーー『テラハ暴走』を機に考える
2020年5月31日
ライフSNSの普及で、さまざまな人たちに対するバッシングが加速しています。そんなバッシングとは日本でいつごろから始まったのでしょうか。20世紀研究家の星野正子さんが解説します。
バッシングの裏には必ず人間がいる
現在、ネット上のバッシングが大きな問題となっています。
このサイト(アーバンライフメトロ)の記事を読んでいる人たちが、そのようなものとは無縁で、東京の楽しい生活を送っているであろうことを、筆者(星野正子。20世紀研究家)は願っています。
ただ残念なことに、バッシングの裏には必ず人間がいるのです。都会の闇にそうした悪意を振りまく人たちがいるのを想像すると、東京の美しい風景も色あせてしまう気がします。

さて、バッシングとは英語の「bash(たたく)」から来ている言葉で、個人や団体などさまざまな事柄を過剰に非難することを意味しています。
日本で知られるようになったのは、1970年代以降、国際社会で経済力を発揮した日本企業に対して、あおりを受けた諸外国の人たちが非難を繰り返す「ジャパンバッシング」が相次いだ頃。
このことから「バッシング」という言葉は広がり始めたのです。

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