夏休みは「賢い子ども」を育てる大チャンス! 元塾講師が教える、押さえておきたい「3つの秘訣」
2019年7月18日
ライフ夏休みがもうすぐ到来します。自分の子どもをダラダラさせないために、親たちは何をしたらよいのでしょうか。元塾講師で、子どもの教育問題に幅広く携わってきたライターの中山まち子さんが解説します。
賢い子の家庭は夏休みをフル活用
もうすぐ夏休みです。小中学生の子どもを持つ親御さんにとって、子どもを夏休みにどう過ごさせるか、悩む方は少なくないでしょう。

筆者は小学生時代、毎日ダラダラと過ごしていたので、自分の「時間の使い方」が賢い同級生と異なっているのを、学年が上がるにつれ自覚するようになりました。
それから時は経ち、筆者が塾講師として働いていたとき、いわゆる「賢い子」の家庭が夏休みを上手に利用していることを知りました。なお、ここで言う「賢い子」とは、親御さんに言われるままに勉強する「ガリ勉」ではなく、自主的な勉強意欲がある子どもを意味します。
今回は、筆者が提案する。「賢い子」の家庭が行っている、子どもが夏休みを有意義に過ごせる「3つの秘訣」を、ひとつずつご紹介します。
広報誌やホームページをチェックし、予約を
1.科学教室や工場見学に参加させ、知的好奇心を刺激する
夏休みになると多くの科学館が、小中学生向けの実験教室や自由研究の講座を開催します。定年退職した元教師の方が分かりやすく説明してくれるため、テーマによって席がすぐに埋まります。
理科は、興味関心のあるなしが成績に直接影響するため、手軽に楽しめる科学教室はおすすめです。広報誌やホームページをチェックし、気になる講座があれば予約してみましょう。
工場見学ツアーを企画する企業もあります。子どもに馴染みのあるお菓子や飲料系など、興味を引く内容を全面に出しています。幅広く募るツアーや、地元のスーパーとのコラボレーション企画として、見学を行うケースもあります。
普段から慣れ親しんでいる商品がどのように作られ、手元に届くのかが分かる上、商品がお土産としてプレゼントされるケースも多いです。工場見学は、子どもに社会科への興味を持たせる効果も期待できます。

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