子ども用おもちゃ「スクイーズ」が在宅勤務の大人にも人気がある理由
2020年4月24日
ライフ女子小学生の間で数年来のブームとなっている「スクイーズ」をご存じですか。実はこのおもちゃ、大人にこそ向いている特長があるようです。
ほかに類を見ない、「癒やし」特化型おもちゃ
インターネットで「スクイーズ」と検索すると、以前なら野球の戦術(スクイズ)に関するページがヒットしたかも分かりませんが今は違います。
ぐにゅぐにゅ、もちもちした触感で、本物の食べ物そっくりな色・形をしたポリウレタン製のおもちゃ、スクイーズ。だいたい2017年頃から女子小学生の間で大はやりしているこの商品が、意外にも今20~30代の女性たちにファン層を拡大しているとの話を耳にしました。
スクイーズのお店が多数軒を連ねる“聖地”といえば、やはり竹下通りを中心としたご存じ原宿。「日本スクイーズセンター」や「モッシュ スクイーシー」といった人気店には、休日ともなれば女子児童や女子生徒が大挙して押し寄せるといいます(もちろん2020年4月現在は、外出自粛や営業自粛により各店周辺も閑散としているのですが)。
大人と呼ばれる年齢に達した者にとっては、なかなか近寄りがたい一画に思えるのですが、意外や意外「子ども女子」たちのだけの物にしておくにはもったいないスタイリッシュかつシックな商品も確かにいろいろと取りそろえられているのでした。

例えば、「Picnic原宿店」などを運営する虎屋(同区千駄ヶ谷)の「ELEGAシリーズ」。
ラメ入りマニキュアをかたどった全長約6.5cmと手のひらサイズのスクイーズは、キーホルダーチェーン付きでバッグにぶら下げてもアクセントになりそう。普段はマニキュアもネイルアートも全くしない人でも、「指先のおしゃれにまで気を遣っている」かのような雰囲気を装えそうな予感です。
このように、メーカーが大人の女性もターゲットに商品を展開するのはなぜでしょうか。同社の商品担当、藤原央光(てるみつ)さんにお話を聞いてみることにしました。
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