大ブームから早2か月、新宿“3D巨大猫”に仲間が? 新キャラ登場に「いろんな猫がいるな」「とにかくヨシ!」
JR新宿駅東口に設置された巨大な街頭ビジョンと、映し出される巨大な三毛猫。2021年7月にお目見えすると、世間の話題をさらいました。あれから2か月弱、「巨大3D猫」に新たな仲間が加わっているさま子が目撃されました。今夏、話題をさらった街頭ビジョン 2021年7月、JR新宿駅東口に突如として現れた、超巨大な三毛猫。幅約19m、高さ約8mの大型街頭ビジョンに映し出された3D映像が世間で大きな話題となったことを覚えているでしょうか。あの3D巨大猫に新たな“仲間”が加わったことが判明し、再びツイッター上で注目を集めています。 新キャラを発見し、自身のアカウントに投稿したのは あ_っ君@駅メモ垢(@a_kkn_eki)さん。 「新宿猫を見に来たら違う猫がいた。」 とひと言添えてアップした画像は、テレビのニュースでもたびたび取り上げられたあの飛び出す3D三毛猫……ではなく、「ヨシ!」と指さし確認を行う2匹の猫。 元祖・巨大猫と比べると、飛び出している感じはありません。 ネットで人気の「仕事猫」が登場 あ_っ君さんいわく、撮影したのは2021年9月25日(土)の11時30分頃。ランチを食べる目的で新宿駅東口を訪れた際ふと、をツイッターで見た3D巨大猫のことを思い出し、ついでに現地まで足を運んだのだといいます。 新宿駅東口の街頭ビジョンに映し出された、新しい猫(画像:あ_っ君さんのツイート)「その日は天気があまり良くなかったこともあり、人出はあまり多くなかったのですが、同じようにビジョンを見上げて写真を撮っている人が何人かいました」 あ_っ君さんが撮影した2匹の猫は「仕事猫」「現場猫」などと呼ばれるインターネット上で人気のキャラクター。イラストレーターくまみね(@kumamine)さんが生み出した作品です。 投稿を見たフォロワーたちからは、 「ネコ違う!!」 「現場猫が新宿に!!!」 「新宿にはいろんな猫がいるんだな」 「なんだか知らんがとにかくヨシ!」 と、さまざまな反応が寄せられました。いいね の数は、9月28日(火)20時時点で4.4万件に上ります。 感染対策呼び掛け、区とコラボ感染対策呼び掛け、区とコラボ あ_っ君さんいわく、 「もともと『仕事猫』というキャラは知っていました。……むしろ、グッズを買うほど好きです。ですので最初に仕事猫が映し出されたのを見たときには『君ら猫違いだろ!』と思わず突っ込んでしまいました(笑)。新宿区とコラボしているのを知ったのは、その後です」。 そう、実はこの街頭ビジョン「クロス新宿ビジョン」(新宿区新宿3)のおひざ元・新宿区が、新型コロナ禍の2020年12月から感染対策などを呼び掛けるため仕事猫とコラボしたイラストや動画を制作しているのです。 区の公式サイトではフルバージョン(1分間)動画のほか、顔出しパネルの要領で仕事猫と一緒に「ヨシ!」を決めることのできる別バージョン動画を見ることができます。 新宿区の公式サイトで見られる「仕事猫」動画のスクリーンショット(画像:新宿区) クロス新宿ビジョンを共同運営するうちの1社、ユニカ(新宿区西早稲田)の担当者によると、同区の「仕事猫」動画は当面の間、ビジョンでの放映を予定しているとのこと。 またほかには、オンラインゲーム「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」の広告として、人気悪役のフリーザも街頭ビジョンに出演中。9月30日(木)までの放映予定で、作中の有名なセリフ「こっぱみじんにしてやる、あの地球人のようにな」を披露しているそうです。 あ_っ君さんはフリーザも目撃したと言い、 「フリーザさまもいるとは知らなかったので偶然の出会いでした。アニメを見ていたので、飛び出すフリーザさまとの久々の再会にちょっと感激しました。仕事猫もどちらも、意表を突くキャラで面白かったです」 と興奮気味に話してくれました。 新宿の新名所を目指して話題作り新宿の新名所を目指して話題作り クロス新宿ビジョン共同運営社のひとつクロススペース(新宿区四谷)の担当者は、 「設置当初の7月、想像を超える反響を皆さまからいただいて本当に驚きました。この場所は普段、待ち合わせをされる方も多いので、新宿の新たな観光名所になってほしいと願っています」。 当初話題をさらった三毛猫にちなんで、猫が大好きな「CIAOちゅ~る」(いなば)のCMも10月8日(金)まで放映中。そして肝心の三毛猫についても、 「新作動画『無重力編』を10月から放映予定です。さらにアクションを大きくした内容で、前回の映像とはまた違った面白さがあると思います。ご期待ください」。 ※ ※ ※ 東京など全国19都道府県に発令中の緊急事態宣言と、8県に対するまん延防止等重点措置は、期限の9月30日(木)をもって全面解除されることが正式に決定しました。 油断して羽目を外すような行動を取るのは禁物ですが、再びお出かけができる日への期待はふくらみます。 新型コロナの本格的な収束を待って、新宿の新名所で巨大猫を見上げ写真を撮りたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
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