本日最終回『恋あた』も……近年ドラマで「ライバル役」がむしろ人気を集めるワケ

2020年10~12月期の注目ドラマといえば、TBSテレビ系の火曜22時枠『この恋あたためますか』。本作をはじめ近年のドラマでは、脇役やライバル役に人気が集まる傾向があるようです。一体なぜなのか、フリーライターの苫とり子さんが分析します。


東京のコンビニが舞台の恋物語

 2020年12月22日(火)に、ドラマ『この恋あたためますか』(TBSテレビ系)が最終回を迎えます。

 通称「恋あた」として若い女性から人気を集めた本作は東京が舞台。業界最下位のコンビニチェーン「ココエブリィ」上目黒店でバイトしていた21歳のアルバイト・井上樹木(森七菜さん)が主人公です。

 アイドルをクビになった後から将来への展望もなくバイトに明け暮れていた樹木ですが、趣味でSNSに投稿していたスイーツ批評がある日「ココエブリィ」の社長・浅羽拓実(中村倫也さん)の目にとまります。

 そして、樹木は同社商品部スイーツ課でパティシェの新谷誠(仲野太賀さん)や先輩の北川里保(石橋静河さん)と共にスイーツ開発を手がけることに……。

 本作はラブコメディーで、樹木は東大卒のエリートである浅羽とぶつかりながらも、アイドル時代に「噛み続けたガム(もう味がしない)」と称された自分を必要としてくれた彼に惹(ひ)かれていきます。

 しかし、浅羽は元カノの里保と寄りを戻すことに。一方の樹木も誠から告白され、まずは“お試し期間”としてクリスマスまで付き合うことになるのです。

「恋あた」の視聴者はこの4人の恋愛模様に毎回キュンとさせられたり、彼らの誰かを思う気持ちに切なくなったりと心揺さぶられてきたのですが、興味深いのはSNSを中心に主役ではない里保と誠を応援する声が少なからず挙がっているということ。

 仕事に一生懸命で、樹木にも頼れる先輩として親切に振る舞う里保。そんな彼女に幸せになってほしいと願う声や、樹木を一途に思う誠の不器用だけど真っ直ぐな優しさにほれ込む視聴者が続出し、樹木と誠を“キキマコ”と称し、「推しカップル」として写真や自分で編集した動画をtwitterやTikTokに投稿する人が多いことに驚かされます。

 なぜなら、里保は主人公の“ライバル”的立ち位置であり、誠は主人公とヒーローの恋を盛り上げるためのいわゆる“当て馬”キャラ。

 従来ならば、やきもきさせられた視聴者に嫌われてしまう可能性をはらんでいる役回りです。

脇役に寄せられる声援、一体なぜ?


【画像】2020年大活躍「森七菜ちゃん」ショット(10連発)

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