関東地方で春一番も 桜の王者「ソメイヨシノ」に忍び寄る危機とは

春の訪れを告げる「春一番」が観測された関東・東京では、これから一気に春ムードが高まりそうです。春の楽しみといえばサクラやお花見。しかしその盛り上がりに影を落とす課題が今、都内で深刻化しているとのこと。フリーランスライターの小川裕夫さんが解説します。


新型ウイルスと同じくらい心配なのは……

 2020年2月22日(土)、気象庁は関東で春一番が吹いたことを発表しました。2019年に春一番が吹いたのは3月9日ですから、2020年は前年と比べて2週間以上も早く春一番が吹いたことになります。

 春一番が吹いたことで、今後は日に日に暖かくなり、春めいた陽気を感じることが増えるでしょう。道端や公園などに植えられた花木も咲き誇り、色とりどりの花を目にすることで春の到来を実感する人も少なくありません。

 春を想起させる花といえば、多くの人が真っ先に思い浮かべるのは「サクラ」です。満開に花開いたサクラの下で、おいしい料理に舌づつみを打ち、家族や会社の同僚などと会話が弾む楽しいひとときは、まさに春の光景といえます。

 東京にはあちこちにサクラの名所がありますが、隅田川や上野、飛鳥山(北区)など、人気の花見スポットには立すいの余地がないほど多くの花見客が押し寄せます。

日本で古くから愛され続けるソメイヨシノ(画像:写真AC)

 2020年は新型コロナウイルスの影響もあって、早くも花見の盛り上がりを心配する声が出ています。新型ウイルスの問題ももちろんですが、同様に花見の盛り上がりを危ぶむ問題が浮上しているのです。それが、私たちを楽しませてくれるサクラ、特に人気が高いソメイヨシノの「老齢化」という問題です。

 サクラには多くの品種があります。それぞれに個性があり、また個人の好みもあるので甲乙をつけるのは難しいのですが、多くの人たちから絶対的な人気を誇っている品種がソメイヨシノです。

ソメイヨシノの寿命は60~70年


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