フリーダムすぎる子どもにてんてこ舞い! 3児ママライターが語る、外出時の「ヒヤリ」体験と、私を支えた格言
2019年7月26日
ライフ1年365日休みのない子育て。特に未就学児といっしょに外出したときは大変です。3児のママライター・宮野茉莉子さんが自身の経験を基に、解説します。
子どもにとって、世の中はすべてが「オモチャ」
筆者は、2歳から小学生までの子ども3人の母親です。そんな筆者は子どもを産んでから外出時、街なかの危険によく気が付くようになりました。

石があれば拾い、段差があればジャンプする――。子どもにとって、外出時はすべてのものが「オモチャ」となります。自動ドアやエレベーターのボタン、病院等の入口に置かれているアルコールスプレーも同様です。
エレベーターのボタンを見つければ、子どもたちはどうしても「自分で」押したがります。うっかり親が押せば泣いて怒ったり、兄弟がいれば、「誰がボタンを押すか」を争ったりするのです。一番最初にボタンを押せなかった子は大泣きして、ボタンを押すまでその場を動かないということもしばしばです。
そんなとき、筆者は周囲に謝ったり、抱き抱えてその場を離れたりしますが、温かい笑顔で見守ってくれる人々も大勢います。筆者はそのような人たちに助けられています。
「我慢できない」と知らなかった産前の私
皆さん誰しも、スーパーで大の字に寝転がり、大泣きする子どもを見たことがあるでしょう。わが家では、ヤンチャで感情表現がストレートな次男が2歳のとき、3回ほど大泣きしたことがあります。
2歳は「イヤイヤ期」といわれる第一次反抗期です。自我が芽生える一方、脳が未発達なためガマンができないのです。筆者がそのことを知ったのは、子育てを始めてから。産前は「親だったら、簡単に泣き止ますことができるはず」と軽く思っていました。
そのような光景を見られて、「ビシッと叱ってやれ!」と高齢の男性に怒られたことがあります。しかし筆者は、それまでの「イヤイヤ」対応の経験上、「下手に刺激をすれば、次男はさらに大騒ぎする」と分かっていました。また当時は、筆者ひとりで子ども3人を連れ、抱っこ紐には0歳の末っ子。大暴れする子を抱いたら末っ子がケガをするかも、という不安もありました。
心の中は焦りでいっぱいでした。そんなとき、別の女性が「何か自分(次男)でやりたいことがあったのかな?」と声をかけてくれ、「イヤイヤ期」を分かってくれる人がいるとホッとしたのを覚えています。
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