日本橋の外れにひっそり 都内で唯一ドクロを祭る神社「高尾稲荷神社」とは

日本橋の南西、隅田川が流れる日本橋箱崎町にある高尾稲荷神社。いったいどのようなっものを祭っている神社なのでしょうか。都市探検家の黒沢永紀さんが解説します。


御神体は高尾大夫の髑髏

 国内に10万余ともいわれる神社。その多くは御神体として、山や岩、御神木などの神聖な自然物や3種の神器を祭っています。また、菅原道真や徳川家康など、実在の人物が御神体となっていることも多いでしょう。

 そんな中、頭蓋骨を祭るというとても珍しい神社が日本橋にあります。「高尾稲荷神社」(中央区日本橋箱崎町)。今回は国内でもまれにみる髑髏(どくろ)神社の話です。

日本橋箱崎町にある、鳥居と神殿だけの小さな高尾稲荷神社(画像:黒沢永紀)

 日本橋といっても南西の外れ、隣接して隅田川が流れる日本橋箱崎町に、その神社はあります。

 狭い境内で、宮司さんが常駐する規模のものではありません。小さな社と鳥居、それに手水鉢(ちょうずばち)だけの、こぢんまりとした神社です。

 この神社に、かつて江戸時代、吉原遊郭でその名をはせた遊女、2代目高尾大夫の髑髏が御神体として祭られているといいます。

 併設された解説板によると、操を立てた意中の人がいたため、身請けされた仙台藩主・伊達綱宗候を拒み続けた結果、隅田川の船上で縛り上げられ惨殺。その亡きがらが流れ着き、近隣の僧侶が供養したことに由来する、とあります。

下野国から江戸の妓楼へ


【地図】日本IBM本社のすぐそば! 高尾稲荷神社の場所を見る

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