新年早々地獄めぐり? 令和の今こそ注目したい、都内「閻魔さま」スポット
2020年1月3日
知る!TOKYO2020年こそ、「おめでたくない」初詣に注目すべき? 怪談・オカルト研究家の吉田悠軌さんが閻魔さまを祭った都内の寺院について解説します。
都内の約40か所で祭られる閻魔さま像
新年を迎える今日このごろ。元旦のおめでたい気分で、神社やお寺の初詣へと向かう人たちも多いでしょう。しかしその後には、ひとひねりして「おめでたくない」初詣をするのもいいかもしれません。
それはずばり、地獄の大王・閻魔(えんま)さまへのお参りです。そんなの縁起でもない? いいえ、これも理由あっての提言なのです。
実は、東京には昔から「閻魔信仰」が根付いていました。現在も約40か所で閻魔さま像が現存し、祭られています。
また、閻魔さまの縁日とされるのは、1年のうち1月16日と7月16日。これは商家の奉公人たちの休日である「藪入り」と同日です。そんな日には地獄も休業するため、閻魔さまもぶらりと地上に出てこられる……という発想なのでしょうか。
東京各所で祭られている閻魔さま像も、この2日間にご開帳(公開)されたり、お祭りが行われるパターンが多いのです。

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