東京駅、実は「子ども向け施設」だった? 親子連れで楽しみたい駅なかスポットをご紹介

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東京駅、実は「子ども向け施設」だった? 親子連れで楽しみたい駅なかスポットをご紹介

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宮野茉莉子

ライター

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日本最大級のターミナル駅「東京駅」。ビジネスマンや帰省客だけのものにしておくにはもったいないほど、親子連れが楽しめるスポットがたくさんあるそうです。ライターで3児の母の宮野茉莉子さんが紹介します。

小さな子がいる家庭には、特におススメな理由。

 寒い季節、子どもを外で遊ばせたいと思っても長い時間歩いて移動するのは大変です。子どものコートや防寒用の毛布など、持っていくべき荷物もいっぱい。特に下の子が小さいと、厳しい寒さも心配です。

実は子ども向け? な要素満載の東京駅(画像:写真AC)



 2歳~小学生の子ども3人を抱えて、「遊ぶなら駅近がいい」が持論の筆者が重宝しているのが実は「東京駅」です。ときどき東京駅へ出掛けては子どもたちを遊ばせていますが、特に次の3つのスポットは駅内でも遊べて寒い冬でもおすすめです。

入場券1枚で、新幹線を2時間も見放題

 東京駅での遊びの目玉といえば「新幹線を見る」こと。

 入場券を購入すれば、子どもの大好きな「はやぶさ」「こまち」「かがやき」「つばさ」「のぞみ」などが2時間も見放題です。特に「はやぶさ」と「こまち」の連結は子どもが喜ぶこと間違いなし。待合室があるので、寒い冬でも安心です。

「はやぶさ」と「こまち」の連結は、電車好きの子どもたちに人気(画像:写真AC)

「東海道・山陽新幹線」と「東北・山形・秋田・北海道・上越・北陸新幹線」は1枚の入場券で行き来できるので、2時間たっぷり新幹線を見ることができます。「オモチャだけでなく実物を見せてあげたい」という保護者の教育心も満たされますよ。運が良ければイーストアイやドクターイエローが見られるかも?

東京おかしランドで、プチ工場見学&お土産ゲット

 八重州地下中央口改札を出てすぐにある東京駅一番街の「東京おかしランド」には、「ぐりこ・やキッチン」(江崎グリコ)「森永のおかしなおかし屋さん」(森永製菓)「カルビープラス」(カルビー)、それに期間限定ショップの計4店舗が集まっています。

「東京おかしランド」には、定番のお菓子が大集合(画像:チロルチョコ)



 カルビーやグリコのスペースには「店内キッチン」が併設されていて、眺めていると気分はさながら「プチ工場見学」。お菓子ができあがる様子には子どもたちも興奮です。

 揚げたてのポテトチップスやポテりこを食べられるし、おかしなおかし屋さんには、地域限定商品やビッグサイズのお菓子も。お菓子が作られる過程を学びながら、ここでしか購入できないお土産がゲットできるというのもうれしいポイントです。

豊富なキャラショップで、推しキャラにハマる

 子どもたちが大好きなキャラクターグッズも、東京駅構内にはたくさんあります。

東京キャラクターストリートのある東京駅一番街のツイッター(画像:東京駅一番街)

 東京駅一番街にある「東京キャラクターストリート」は、「すみっこぐらし」「クレヨンしんちゃんオフィシャルショップ~アクションデパート東京駅店~」「レゴストア」「スヌーピータウンミニ」「ポケモンストア」「リラックマストア」「プリキュアプリティストア」……などなど、とにかくキャラクターショップの集積地。

 車や電車好きな子がいるなら、ぜひ「トミカ&プラレールショップ」へ。好きなキャラクターに夢中になっている子どもの姿を見るのは、親にとってもホッとうれしくなる時間かもしれません。

上野駅へ足を伸ばしても楽しい

 お昼ご飯を食べれば、たっぷり半日は遊べる東京駅。暖かくなったら上野駅まで足を伸ばすのもいいですよ。上野動物園はもちろん、上野公園、国立科学博物館と、遊びながら学べる場所がいっぱいです。

東京駅から上野駅へは、東京上野ラインで約5分(画像:写真AC)

 駅近どころか「駅ナカ」で、ここまで子どもと遊べるのは、やはり巨大ターミナルの東京駅ならでは。帰省で東京駅を使う人は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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