都内のワーママにお役立ち ベビーシッターにまつわるエトセトラ
2019年11月28日
ライフ子どもの預け先に悩んだときに役に立つのが「ベビーシッター」です。しかし利用にまだまだ不安も多いはず。そんな現状について、ライターの宮野茉莉子さんが解説します。
ベビーシッターという選択肢
育児中は子どもの看病、親自身の病気、また残業や急な出張、休日出勤や時短勤務が終わった後など、子どもを預けたいタイミングは多いもの。しかし東京に住む共働き夫婦は実家が遠方という人も多く、子どもをいつでも安心して預ける場所がないことが悩みです。
頼るのはまず保育園、次に一時保育。それでも不足感が否めないなか、利用手段として考えたいのが「ベビーシッター」です。

ベビーシッターというと乳幼児の利用が多いイメージですが、実は小学生でも利用していることをご存知でしょうか。近年のベビーシッター利用や、東京で利用できるベビーシッターについて見てみましょう。
小学生以上の利用率も比較的多い
ベビーシッターの利用というと、乳児や幼稚園児までの利用のイメージが強いかもしれません。しかし多くの事業者は、受け入れ年齢を0歳~12歳までとしています。
全国保育サービス協会(新宿区左門町)のレポート「ベビーシッター事業の現状と課題」によると、家庭訪問保育を利用する子どもで多いのは、
・0歳:11.5%
・1歳:14.2%
・2歳:7.1%
・3歳:13.3%
・4歳:11.5%
・5歳:11.5%
の一方で、
・6歳:8.8%
・7歳:5.3%
・8歳:5.3%
・9歳:3.5%
・10歳:4.4%
と、小学生でも利用しているのです。
乳幼児と比べ、小学生の利用が決して少なくないことが分かります。特に子どもが低学年の期間は、自宅でひとりにしておくのは不安です。ましてや、家の中でひとりで待つのが怖いという子どもさえいます。
ベビーシッター利用の理由を見ると、「仕事の時」が79.6%。その詳細を見ると
・通常の通勤時:48.7%
・残業時:33.6%
・子どもが病気の時:24.8%
が多く見られます。入園や入学で時短勤務が終わってしまい、ベビーシッターに迎えを頼み、帰宅するまで家で一緒に過ごしてもらうという利用法が多いようです。
また、「病児・病後児保育」を行っている事業者もあります。子どもは熱が下がった後も回復しきらないことが多いですが、そこまで会社を休めない人も多いでしょう。特に病後児の場合、家で見てもらえれば安心という面もあるでしょう。

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