10月増税の「駆け込み購入」 女性は7割実施予定も、前回増税時に「必要ないものも買ってしまった」の声

2019年9月20日

ライフ
ULM編集部

リサーチ・アンド・ディベロプメントが行った「消費税増税」に関するインターネット調査で、消費税増税前の駆け込み購入を実施もしくは予定しているのは、男性半数程度に対し女性は7割に上ることがわかりました。


年配者ほど「キャッシュレス決済増やす」

 リサーチ・アンド・ディベロプメント(新宿区西新宿)が全国在住の20~69歳の男女1000人を対象に行った「消費税増税」に関するインターネット調査で、消費税増税前の駆け込み購入を実施もしくは予定しているのは、男性半数程度に対し女性は7割に上ることがわかりました。

10月の増税まであとわずか!(画像:写真AC)

 今回10月の消費税増税に備えて購入した、もしくは購入しようと思っているものを聞いたところ、「何かしら購入した/購入する」と回答した人は全体で60.3%と半数強でした。男性は53.6%と半数程度である一方、女性の67.0%が増税に備えての購入を考えている結果となりました。

 購入品目は、20代で「服・靴・バッグなどのファッション関連」「スマホ・タブレット・PCなどのOA機器」などの生活必需品以外のものが多く、小さな子どもを持つ人が多い30代女性は「トイレタリー用品」「オムツやトイレットペーパーなどの衛生用品」など、生活必需品かつ消耗品が多くなっています。

 また全体では、「同じようなものなら、なるべく価格の安いものを買うようになる」という回答が最も高く43.7%。 「不要不急の出費を抑えるようになる」「ぜいたく品を買う機会が減る」なども3割を超えました。

 増税前の対応と同様に、「同じようなものなら、なるべく価格の安いものを買うようになる」「外食を減らして中食(持ち帰り)を増やす」という項目を中心に女性の方が「変える、変わる」との想定をしています。また、「ポイント還元のある店でのキャッシュレス決済を増やす」という回答は、年代が上の層ほど多くなりました。

5年前の増税の教訓も

 今回の結果を受けてリサーチ・アンド・ディベロプメントは、

「増税に備えて何かしら購入した/購入するとした人は60.3%と半数強でした。前回の増税時に、多くの人が何かしらまとめ買いや駆け込み購入をしたムードと比べると、やや少ない印象です。これは、軽減税率制度などの増税後の消費落ち込みに対する対策が『慌てて買わなくても大丈夫』という安心感を与えていることに加え、5年前の増税の際に『意外に必要ないものも買ってしまった』などの経験があるからではないでしょうか。ただし、20代の若年層や女性、特に30代では、生活必需品購入が多く見られました。必ず使うものは買いだめしておき、少しでも家計を助けようというのは主婦の心理として必然と言えるでしょう。

 増税後は、『同じものならなるべく安いもの』『不要不急の出費を抑える」』『ぜいたく品を買う機会が減る』といった、日々の暮らしを切り詰めるとの回答が多く見られました。特に女性に節約ムードが見えます。一方、軽減税率制度やポイント還元策を上手く利用しようとする意識も見られ、こちらも女性の方がその傾向が強く表れています。クレジットカードなどでポイントを貯めることに馴染みの深い女性、特に50~60代女性にとっては、この機会がキャッシュレス決済を更に増やすきっかけになりそうです。

 女性は比較的、消費税増税後の生活に備えて研究、準備をしている人が多いようですが、男性はやや温度差を感じます。軽減税率制度もキャッシュレス決済のポイント還元もわかりにくさはあるものの、家計への関与度の違いもあり、慌てて準備をしなくても、自分の生活に大きな影響はなさそうと、なんとなく感じているのはないでしょうか。増税後の情勢を見て、生活を調整していこうと思っている方も多くいらっしゃるのではないかと推測します」

とのコメントを発表しています。

 なお調査は、2019年9月6日(金)から8日(日)まで実施されました。


【調査結果】消費税10%に向けて「節約」する女性、「変わらない」男性 詳細を見る?

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