個人情報ダダ漏れでも出会いを求める人たち――平成が生んだ異色の雑誌『じゃマ~ル』を覚えていますか?

かつて、個人広告だけで埋め尽くされた雑誌『じゃマ~ル』がありました。その歴史と当時の様子について、フリーライターの本間めい子さんが解説します。


個人情報から成る雑誌

 ヤフオク!やメルカリなど、企業の提供サービスを介して、個人間でやり取りを行うことは現在当たり前になっています。また、マッチングアプリのような出会い系サービスも特別ではありません。

 個人情報を公開してビジネスをしたり、新たなつながりを求めたりする――そんなムーブメントはインターネットの普及より数年前、東京から始まりました。

 1995(平成7)年11月7日、リクルートフロムエーから新たな雑誌が創刊されました。日本初の個人情報マガジン『じゃマ~ル』です。

1997年発売。「じゃマール「その後」大追跡!―気になる個人広告の結果に学ぶ人生成功術」(画像:ワニブックス)

 発行元のリクルートフロムエー(現・リクルートジョブズ)は当時、『FromA』『とらばーゆ』『ガテン』など、数多くの求人情報誌を発行していました。

『じゃマ~ル』の発売日は火曜日。掲載されていたのは趣味やスポーツ、音楽ジャンルなどで分類された個人広告のオンパレードでした。「売りたい」「買いたい」「友達募集」「彼氏募集」「彼女募集」といったメッセージだけで構成されていたのです。

出発点はアルバイト情報誌『FromA』


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