バブル時代のパワー全開! 映画『彼女が水着にきがえたら』の明るさをコロナ禍の今こそ学ぶべきだ

コロナ禍で鬱屈した現在の東京。そんなときこそ、人々が明るかった時代の作品を見ませんか? 今回紹介するのは『彼女が水着にきがえたら』。20世紀研究家の星野正子さんが解説します。


ホイチョイ作品2作目

 夏といえば海。しかし東京には島しょ部を除けば泳げる海はありません。そのため、東京人に最も近い海は湘南であり、鎌倉や江ノ島あたりの海岸はかけがえのない存在といえるでしょう。

 ただ残念ながら、今夏はコロナ禍で湘南に行くことがためらわれます。東京の自宅にいながらにして、景気よくノリノリで、湘南の海を感じる方法はないものでしょうか――。

『彼女が水着にきがえたら』(画像:ホイチョイ・プロダクション、フジテレビ、ポニーキャニオン、小学館)

 そう思って筆者が見つけたのは、1989(平成元)年に公開された原田知世主演の映画『彼女が水着にきがえたら』です。本作は、クリエイター集団のホイチョイ・プロダクションズが手がけた作品で、

・私をスキーに連れてって(1987年、原田知世と三上博史、テーマ:スキー)
・彼女が水着にきがえたら(1989年、原田知世と織田裕二、テーマ:スキューバダイビングなどのマリンスポーツ)
・波の数だけ抱きしめて(1991年、中山美穂と織田裕二、テーマ:ミニFM)

は、「ホイチョイ三部作」と呼ばれ、バブル景気を話題にするときには絶対に欠かせません。

 ホイチョイ・プロダクションズは、馬場康夫と松田充信らによるクリエイター集団です。1981年から『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載が始まった『気まぐれコンセプト』は、今やトレンドを網羅できる「歴史資料」といっても過言ではありません。

ホイチョイのルーツは武蔵野市


【画像】今やレア? 『彼女が水着にきがえたら』の文庫本

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