10年で100店舗達成の焼き鳥店 ファミリー層も惹きつけた「ブルーオーシャン戦略」とは?

2019年9月16日

ライフ
ULM編集部

2009年に開業し、2019年8月31日に100店舗目をオープンした「やきとり家すみれ」。群雄割拠の焼き鳥市場で店を急成長に導いたその成長戦略について、湯澤社長に話を聞きました。


焼き鳥を食べてみたい場所は「焼き鳥専門店」

 子どもから大人まで広く親しまれる焼き鳥。かつては、煙がモクモクと漂う赤提灯や専門店で食べるのが一般的な食べ物でした。

業態が多様化して今や国民食といえる焼き鳥(画像:すみれ)

 それが今や、コンビニやスーパーで売られるだけでなく、地鶏を使った高級店、チェーン店、個人経営の赤提灯、持ち帰り専門店など業態が多様化。今や「国民食」と言える存在です。

 ホットペッパーグルメ外食総研の調査(2018年6月)によると、過去1年間に焼き鳥を食べたり購入したりした場所について、最多は「居酒屋」で42.7%。次がスーパーマーケットで39.7%、焼き鳥専門店が34.9%と続きます。他方、今後どのような場所で焼き鳥を食べたり購入してみたいかとの質問には、「焼き鳥専門店」が最多で55.5%でした。

 焼き鳥を食べてみたい場所を「焼き鳥専門店」と回答した人が半数以上に上ることについて、リクルートライフスタイルの稲垣さんは「コンビニでもそこそこおいしい焼き鳥が買えるようになり、外食ならそれ以上においしいところで食べたいと思う人が増えたためではないか」と分析します。

 焼き鳥チェーン店で350店舗を展開し、売り上げトップの「鳥貴族」は、1985(昭和60)年に1号店をオープンしました。現在、700店舗を展開する「やきとり大吉」の1号店オープンは1978(昭和53)年。これらと比べると若いチェーン店で、2009(平成21)年に開業、10年で100店舗と急成長を遂げている店に「やきとり家すみれ」があります。

 今や群雄割拠の焼き鳥市場。そこに新規参入した「やきとり家すみれ」が、どのような独自性をもって成長を遂げていったのか、すみれ(渋谷区猿楽町)代表取締役社長の湯澤忠則さんに話を聞きました。

空白地帯がコンビニと赤提灯の間にあった


【写真】焼き鳥だけじゃない! 「やきとり家すみれ」が提供するさまざまなメニューの数々

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