2019年「トレンド鍋」が決定! ヒントは納豆、チーズ、ヨーグルト いったい何鍋?

  • ライフ
2019年「トレンド鍋」が決定! ヒントは納豆、チーズ、ヨーグルト いったい何鍋?

\ この記事を書いた人 /

アーバンライフ東京編集部のプロフィール画像

アーバンライフ東京編集部

編集部

ライターページへ

飲食店情報サイトを運営するぐるなび(千代田区有楽町)が、2019年の「トレンド鍋(R)」を「発酵鍋」に決定しました。いったいどのような鍋なのでしょうか。

発酵食品を具材やつけダレに使用

 飲食店情報サイトを運営するぐるなび(千代田区有楽町)が、2019年の「トレンド鍋(R)」を「発酵鍋」に決定しました。

 発酵鍋とは味噌や甘酒、キムチ、チーズなどの発酵食品を具材やつけダレに使用した鍋です。腸の働きを整えて、風邪対策をはじめとした免疫力アップの効果が期待できるなど、寒い冬には合うとしています。

 同社は具体的な発酵鍋として、つぎの3つを上げています。

発酵鍋の「腸活!発酵ねばねば鍋」(画像:ぐるなび)



・腸活!発酵ねばねば鍋
 2018年の納豆市場は過去最高を更新。「粘り強い」人気の納豆をお鍋でたっぷりと摂取できる腸活鍋。調味料である味噌も納豆も、大豆が原料の発酵食品。たんぱく質も豊富で女性に嬉しいイソフラボンも含まれています。長芋やなめこなどネバネバの成分は、胃の粘膜の保護に役立ち、免疫強化などの効果が期待できるため、食べすぎになりがちなお鍋も安心。納豆はよくかき混ぜることによりネバネバ成分が増えて旨味も増します。加熱に弱いため、具材に火が通ってから最後に加えるようにしましょう。

・菌活!たっぷりきのこのチーズ鍋
 チーズティー、パネチキン、バスチー(バスク風チーズケーキ)など今年も止まらないチーズ人気。きのこと合わせた菌活鍋。見た目にインパクトのあるクリームの中にはクリームチーズが入っています。メインの鶏肉は塩麹で揉み込んでいるのでとっても柔らか。たっぷり入れたきのこは菌そのものであり、チーズなどの発酵食品のタネとなる食物繊維も豊富に含まれています。これらの食材の整腸作用により、お肌の調子が良くなったり、風邪をひきにくくなるなどの効果も期待できます。

・美活!甘酒しゃぶしゃぶ ヨーグルト味噌だれ、梅だれ
 鍋の定番、しゃぶしゃぶはつけだれに発酵食品を使うことで今年風にアレンジ。2種類の発酵食品を組み合わせた「W発酵」で健康効果がアップした美活鍋。発酵食品である甘酒をベースにしただし汁は、加熱に弱いためグツグツ煮立たせないことがポイント。甘酒には炭水化物や脂質などの分解を助けるビタミンB群や、腸内細菌のエサとなるオリゴ糖が含まれており、疲労回復や腸内環境を整えるなどの効果が期待できます。ヨーグルト×味噌、梅干し×酢を使ったW発酵食品のたれをかければ生きたままの菌をカラダに摂り入れる事ができます。

決定理由「発酵の検索頻度、2年で4.5倍」

 ぐるなびは2019年の「トレンド鍋(R)」に「発酵鍋」に決定した理由について、

「近年の健康志向の高まりから、味わい豊かな『うまみ』と優しく芳醇な『香り』が楽しめる発酵食品に注目が高まっています。発酵食品の代表例である納豆の市場規模や、チーズの総消費量は2018年度に過去最高を記録しました。国内では発酵食材を使った飲食店やカフェが増加しているほか、海外でも日本古来の発酵食品が注目されています。ほかにも、女性の間で自家製の発酵が人気になっているという背景もあってか、ぐるなびのビッグデータを活用して食のトレンドを分析する『ぐるなびデータライブラリ』によると、発酵の検索頻度がここ2年で4.5倍となっており、ユーザーの関心の高さがうかがえるため、この冬のトレンド鍋に『発酵鍋』を選出しました。

 また10月からの増税を前に、発酵食品は代謝を促すことによる美容効果や防寒効果、腸の働きを整えることで、風邪対策をはじめとした免疫力アップの効果も期待できるため、食を通して美や健康を保ち美容代やお薬代を浮かせることができそうです。『発酵鍋』はこうした増税に節約志向の強い味方にもなることが予測されます」

とのコメントを寄せています。

関連記事