スマホのQRコード決済、利用者の約半数はポイント還元等が目当てだった 一方で「使い方わからない」「きっかけない」の声も

2019年8月26日

ライフ
ULM編集部

ヴァリューズが行ったQRコード決済の利用実態調査で、利用者の約半数が週に1回以上サービスを利用していることがわかりました。


利用経験者の約9割は、定期的に使用

 インターネット行動ログ分析を使ったマーケティング調査を手掛けるヴァリューズ(港区赤坂)が「QRコード決済」の利用したことのある国内の20歳以上の男女2283人を対象に行った実態調査で、利用者の約半数が週に1回以上サービスを利用していることがわかりました。またその約半数がキャッシュバックやポイント還元を目的としていることも明らかとなっています。

QRコード決済の利用のイメージ(画像:ヴァリューズ)

 QRコード決済とは、スマートフォンで販売者側のQRコードを読み取って決済したり、販売者側に自分のスマートフォンのQRコードを読み取ってもらって決済したりする方法のこと。同決済方法は10月の消費増税を機に、決済手段のひとつとして定着が期待されています。

 QRコード決済の利用経験者2283人のうち、最も多いのは「週に1~2日」の利用で、「毎日」使う人は3.7%にとどまりました。しかし半数以上となる53.2%は週1回以上利用しています。

「週に1~2日」に続いたのは、「1カ月に2~3回」でした。「1カ月に1回未満」は11.0%にとどまり、利用経験者の約9割は、定期的にQRコード決済を使用していることがわかりました。

 またQRコード決済を使う理由について聞いたところ、「キャンペーン中の利用でキャッシュバック/ポイント還元」が49.0%、「普段の利用でキャッシュバック/ポイント還元」が42.5%となりました。その一方、「キャンペーン中の利用で購入時の支払い金額割引」は16.4%で、同じキャンペーンでも、割引よりキャッシュバック/ポイント還元に軍配が上がりました。

 続いて、「普段よく買い物をする店舗で利用できる」は27.2%、「利用できる店舗が多い」は12.1%でした。「クレジットカードで決済できる」、「アプリが利用しやすい」はそれぞれ20%強でした。

決済利用のハードルは「よくわからない」

 QRコード決済を使ったことがない7535人を対象に、「使わない理由」をアンケートで聞いたところ、「QRコード決済サービスがよくわからない」27.6%、「使い始めるきっかけがない」27.5%で横並びとなりました。3番目に多かったのは「どのQRコード決済サービスを使えば良いかわからない」が19.6%。

 ヴァリューズは今回の結果を受けて、

「(利用を)様子見をしている層に対して最初の一歩のハードルを下げるには、交通系ICカード並みに誰でも使っていてカンタンという評価が必要です。還元率や対応店舗数以外の差別化要素を打ち出しづらいなか、こうした層に対する施策としては、LINE Payが実施した『お友だち同士で送金』のような『家族や友人からのクチコミ』を誘発するキャンペーンなどが、ひとつの解といえるかもしれません」

と分析しています。


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