デジタル一眼で東京をひと味違う写真に♪ 心配無用、最初に覚えるのはたった3点

2018年10月1日

ライフ
ULM編集部

さまざまな観光スポットやイベント、日常の魅力的な瞬間をカメラで切り取るのも、東京暮らしの楽しみのひとつ。本格的なデジタルカメラを初めて使う方におすすめの「覚え方」があるといいます。


女子カメラ人口は10年前と比べて3倍以上

 プロカメラマンからカメラが趣味の人まで、幅広い人気を誇るデジタル一眼カメラ(デジタル一眼レフカメラ、ミラーレス一眼カメラ)。かつては「価格が高い」「重たい」「操作が難しそう」といった理由から、購入者は男性が大半でした。しかし近年、そのような流れが大きく変わり、女性ユーザーが増えているといいます。

今やデジタル一眼カメラを持っている女性は珍しくない。画像はイメージ(画像:写真AC)

 カメラ映像機器工業会の2017年統計によると、デジタル一眼カメラの購入者のうち21%は女性で、10年前の3倍以上。またそれに連動するように、29歳以下の若い購入者の割合も大きく伸びています。

棒グラフはデジタル一眼カメラ購入者の女性の割合、折れ線グラフは29歳以下の購入者の割合。単位は%(カメラ映像機器工業会のデータを元にULM編集部にて作成)

 これらの背景について写真家の鈴木知子さんは、写真共有アプリ「インスタグラム」を始めとするSNSの普及を指摘します。

「スマートフォンで写真が気軽に撮影できるようになった現在、他人とは違う写真が撮りたい、もっと良い写真が撮りたい、もっと『いいね』が欲しい、という若者が増えているためです。その結果、より質の高い写真が撮れるデジタル一眼カメラへの関心が高まっているのです」(鈴木さん)

 若者にとって写真とは、日々の「記録」から、日々を「彩るもの」「自分のライフスタイルや世界観を発信するもの」へと変化しているといいます。

写真の意義も、日々を「彩るもの」へと変化している。画像はイメージ(画像:写真AC)

 加えて、カメラメーカーが若い女性をターゲットに、小型軽量の製品やカラフルボディな製品、自撮りをしやすいように作られた製品などを発売したことも追い風となっているようです。

「現在のデジタル一眼カメラは、撮影してすぐにスマートフォンに写真を送信して、アプリで加工し、SNSにアップすることができます。Wi-Fiを搭載したSDカードもあり、価格も数千円程度。こういった便利さが浸透すれば、利用者はより増えていくでしょう」(鈴木さん)

安いものは3万円台。まず3点を覚えるのが近道

 また、最近のデジタル一眼カメラは機種のバージョンアップのサイクルが早く、1世代・2世代前の製品であれば、比較的安く買えるとのこと。

「レンズキット(レンズが付属するセット販売)であれば、安いものは3万円台から買えます。初心者にはそれで十分です」(鈴木さん)

鈴木さん監修のカメラ初心者向け書籍「カメラはじめます!」より(画像:サンクチュアリ出版)

 実際にデジタル一眼カメラを買ったら、次は操作方法を覚えなければなりません。しかし少しハードルがあるようです。

「デジタル一眼カメラにはたくさんの機能があり、それを使いこなすことでさまざま表現をすることができます。ただ、初めから全てを覚えようとすると、細かくて嫌になってしまう人も少なくないのです」(鈴木さん)

 鈴木さんはそういったことを避けるためにも、初心者はまず「ボケ具合」「明るさ」「色」を変える方法を覚えることを勧めています。

「カメラはじめます!」では、カメラの使い方をマンガで分かりやすく解説している(画像:サンクチュアリ出版)

 この3つを覚えれば、遠回りをせずに「いいね」がもらえる写真を撮れるという鈴木さん。

「カメラはじめます!」の表紙(画像:サンクチュアリ出版)

「操作に慣れてきたら、もっと良いカメラが欲しくなります。まずは焦らずに頑張ってください」と話しています。


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