飲食店の営業自粛で「ご飯もらえニャい」 開店を待つニャンコの後ろ姿が「哀愁ただよう」と話題に
あっと驚く衝撃の場面、感心させられる発見や豆知識、思わず涙を誘う感動の出来事……。SNS上では毎日、新鮮な話題がいくつも発信されています。そのなかから「東京」に関連するものを厳選してご紹介します。「いつものお店」が閉まっていて…… 新型コロナウイルスの新規感染者数が増加しており、2021年7月12日(月)から8月22日(日)まで「緊急事態宣言」が発令されている東京都。期間中は、 ・酒類などを提供する飲食店に対する休業要請 ・それ以外の飲食店に対する20時までの時短要請 などの措置が取られています。 そのあおりでしょうか。7月下旬、都内有数の繁華街の一角で、飲食店の閉じられた扉の前にじっと座り続ける1匹の猫が目撃されました。 哀愁がただよう? 飲食店の前に座り続けていた猫(画像:サムライ屋(桑田篤)さんのツイート) その猫の写真を撮影し、ツイッターに投稿したのはサムライ屋(桑田篤)さん(@glacia_tokyo)。 「某料理店の前にて。」 という一言を添えた画像には、和風料理店を思わせる木製引き戸の前にお座りして、店が開店するのをひたすら待っているかのような白黒模様の猫が写っています。 日頃このお店の“おこぼれ”をもらっていたとみられ、たび重なる緊急事態にその背中からは何とも言えない哀愁がただよっているようにも見えます。 お行儀のよいたたずまいは、この周辺で暮らしている地域猫なのかもしれません。 1日も早いコロナ収束を願って1日も早いコロナ収束を願って この画像を見たツイッターユーザーたちからは、 「いつもご飯くれるのに、と言いたげな後ろ姿」 「このお店の常連さんなのかな」 「開けてくださいニャー」 と、猫をおもんぱかるようなリプライ(返信)がいくつも寄せられました。 サムライ屋(桑田篤)さんによると、ここは自宅近くのとあるお寿司屋さん。所用で出かけた際、たまたまこの光景を見掛けて写真に収めたのだといいます。 自身は入店したことはないそうですが、初めて見るこの猫は「その日も(ご飯を)もらうべく待っていたように見えました」。 人間にとっても待ち遠しい、コロナの収束と飲食店の全面再開。自粛が明けたら真っ先に行きたいお店をサムライ屋(桑田篤)さんに尋ねると「お寿司屋さん、行きたいですね」という答えが返ってきました。 人間も猫も、また元の生活ができる日が早く訪れることを願って。
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