コロナ禍で「テイクアウト」飽和も お得な「宝くじ」付きサービス発見、いったい何?
2020年5月11日
ライフ新型コロナウイルスの感染拡大とそれに伴う外出自粛が続くなか、街の飲食店は次々とテイクアウトやデリバリーに参入しています。ある意味、飽和状態とも言える現状で、「消費者にとっての付加価値をいかに提供できるか」が、混戦から抜け出すカギとなりそうです。
飲食店が悲鳴「前年比で数%程度か」
日本フードサービス協会(港区浜松町)が2020年4月27日(月)に発表した、同年3月の来店客数は、全業態集計で「前年同月比66.7%」。
「緊急事態宣言」が発令された4月はさらなる落ち込みが予想されていて、「売上高が前年比数%程度しか見込めないところもある」と、極めて厳しい状況を伝えています。
新型コロナウイルスの感染拡大と、それに伴う外出自粛の要請が出された2020年4月。時を同じくして、街の飲食店が次々と参入したのが「テイクアウト」や「デリバリー」のサービスです。

普段なら予約でいっぱいの高級店から、料理自慢の老舗まで。チェーン店はもちろん個人経営の居酒屋さんやラーメン店なども参入し、テイクアウトやデリバリー市場は大幅な拡大の一方、「飽和状態」と言えるかもしれません。
もともと有名店でもなく販促活動が得意でないお店にとって、消費者がよりメリットを感じられるサービスを提供することが課題と言えそうですが、ただでさえ売り上げが大幅に減じているなかで、「追加値引き」などを行える体力が残っている飲食店はほとんどないのが現状でしょう。
店側の追加負担を掛けずに、新たな付加価値を生み出す仕組みづくりを――。飲食などのマーケティング、コンサルティングを担う志成(新宿区西新宿)が飲食店ユーザー向けの「宝くじ付きメニュー」企画を始めるのは、そうした狙いがあったからだと言います。
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