東京・西多摩で秋を感じる!紅葉や新酒を楽しむ期間限定イベント4選

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東京・西多摩で秋を感じる!紅葉や新酒を楽しむ期間限定イベント4選

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日野京子

エデュケーショナルライター

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東京にいながらにして、豊かな自然を堪能できる西多摩エリア。今回はそんな「西多摩」で開催される注目のイベントについて、エデュケーショナルライターの日野京子さんが4つご紹介します。

 東西に広がる東京都は東京湾に接する湾岸エリアと緑豊かな多摩地域があり、海から山までさまざまな景観を堪能できる自治体とも言えます。中でも特に23区とは雰囲気も異なる西多摩エリアでは自然を活かしたイベントが開催され、都心ではできないアクティビティが豊富。

 今回は紅葉で彩られる西多摩エリアにスポットを当てて、秋の行楽シーズンにおすすめしたいイベントをご紹介していきます。

カヤックに乗ってモミジ狩りへ!(画像:株式会社グッドライフ多摩リリース)



【青梅市】東京都最古の酒造で新酒を堪能!「澤乃井蔵開き」/10月21日のみ

 元禄15年(1702)年創業、東京都最古の酒蔵としても知られる小澤酒造が、4年ぶりとなる「澤乃井蔵開き」を10月21日(日)に開催します。

銘酒「澤乃井」の新酒が楽しめる(画像:株式会社グッドライフ多摩リリース)

 「澤乃井蔵開き」は小澤酒造の酒蔵や多摩川沿いにある「清流ガーデン澤乃井園」、「煉瓦堂朱とんぼ」など全部で4つのエリアで、きき酒や地元のグルメを楽しめるイベントです。

 当日は満喫チケット(1,000円)を購入することで、特設きき酒コーナーや飲食広場が利用できるだけでなく、オリジナルエコバッグや特製お猪口ももらえ、さらに日本画壇の巨匠・川合玉堂の作品が数多く展示されている「玉堂美術館」にも入場できます。

 おいしい日本酒を飲みながら風光明媚な山里の秋の風景を眺め、ゆったり過ごしてみてはいかがでしょうか。

小澤酒造では特設のきき酒コーナーで5つの日本酒が楽しめる(画像:株式会社グッドライフ多摩リリース)

■澤乃井蔵開き
開催日:2023年10月21日(土)
開催場所:小澤酒造、玉堂美術館、清流ガーデン澤乃井園、ままごと屋、豆らく、CAFE雫、煉瓦堂朱とんぼ
開催時間:9:00~15:30
アクセス:JR青梅線「沢井駅」より徒歩約5分
※その他プログラム詳細については公式サイトをご確認ください
http://www.sawanoi-sake.com/kurabiraki/index.html

【檜原村~あきる野市】秋川渓谷の魅力を感じる!「あきがわアートストリーム2023」 /10月27日~11月26日

 あきる野市から檜原村にかけて全長20キロにおよぶ秋川渓谷。新緑から紅葉まで四季折々の自然を楽しめるスポットとして人気を集めています。

 そんな秋川渓谷の美しい風景を活かしたイベント「あきがわアートストリーム2023」が、10月27日(金)から11月26日(日)に開催されます。

アートを巡りながら、秋川流域の魅力を体感。PHOTO:(C)Takanori Ishizuka(画像:株式会社グッドライフ多摩リリース)

 3回目を迎えた今年は対象エリアを檜原村からあきる野市五日市エリアにまで拡大。さまざまな場所が展示や体験会場として展開されているため、アートスポットを回遊しながら美しい自然の風景も眺められます。その他「渓流で観る映画体験」などの関連プログラムも計画されているとのこと。この秋、美術館巡りとはひと味違う「新たな発見とアップデート」の旅へ出かけてみてはいかがでしょうか。

 なお、開場日は開催期間中の月曜、金曜、土曜、日曜と祝日の 11 月23 日となっていますので訪れる際はお気をつけください。

山の良さ、川の良さが感じられるアートの数々を展示予定(画像:株式会社グッドライフ多摩リリース)

■あきがわアートストリーム2023
開催日:2023年10月27日(金)~11月26日(日)
開場日:日曜・月曜・金曜・土曜(祝日は開場)
開催場所:アーツキャンプひのはら(檜原村)ほか、檜原村、あきる野市の秋川渓谷流域特設会場6カ所
入場料:周遊パス1,200 円、各会場入場料500円
出展作家:W HIROKO PROJECT(伊藤弘子+岡田裕子ほか:空間展示 ※新作)・キュンチョメ(体験型プロジェクト ※新作)・大西芽布(絵画 ※新展示)・石塚隆則(彫刻)・成瀬つばさ(メディアアート ※新展示)・菅谷杏樹(プロジェクト型展示 ※新作) ほか
※詳細については公式サイトをご確認ください
https://creativecluster.jp/

【奥多摩町】エメラルドグリーンの湖面と紅葉を楽しむ「モミジがりカヤック」/11月1日~ 19日

 奥多摩町の人工湖、白丸湖はフォトジェニックなスポットとして知られ、晴れた日には湖面がエメラルドグリーンに輝き、秋には湖畔を紅葉が彩ります。

山に囲まれた白丸湖(画像:photoACより)

 白丸湖では、自然を体感できる水上アクティビティ、カヤックが体験可能。グラビティ奥多摩ベースが開催する人気の「モミジがりカヤック」は、11月1日にスタートします。間近に迫る両岸の木々の迫力を感じながら落ち葉を集めたり、日の光を透かし見たりと紅葉を堪能できます。奥多摩の自然を湖面から見上げる体験は、舟と一体感のあるカヤックならでは。

 足早に去っていく里山の紅葉シーズン。都会の喧騒を忘れ、今しか味わえない季節の移ろいを大自然の中で味わってみてはいかがでしょうか。

■モミジがりカヤック
開催日:2023年11月1日(水)~19日(日)※雨天中止
集合場所:グラビティ 奥多摩ベース(東京都西多摩郡奥多摩町白丸48-2)
TEL:0428-76-0981
参加費:9,800円(税込)
開催時間:9:50~12:00
アクセス:JR青梅線「白丸駅」より徒歩5分
※予約など詳細については公式サイトをご確認ください
https://okutama.gravity-jp.com

【檜原村】自分だけの番茶づくり体験!「番茶づくりと秋の檜原村ツアー」/11月2日より開始

 お茶と言えば新緑の季節というイメージが強いですが、実は秋から冬にかけて、なじみのあるお茶の1つ、「番茶」を作る地域もあります。

檜原村の自然に溶け込む茶畑(画像:株式会社グッドライフ多摩リリース)

 「番茶づくりと秋の檜原村ツアー」では、かつて村人が自分たちで飲むためのお茶を作っていた茶畑での茶摘みはもちろん、乾燥や焙煎も体験できます。このツアーは残された茶畑を次世代につなげる取り組みでもあり、普段飲んでいるお茶がどのようにできるのかを学びながら、地域貢献にも一役買うことができます。

 檜原村はお茶の一大産地ではありませんが、村の人々が受け継いできた茶畑で作るお茶は格別。少し肌寒さも感じる秋に、ほっと一息つける番茶を作ってみたいですね。

茶葉が出来上がるまでの工程を一貫して体験できる(画像:株式会社グッドライフ多摩リリース)

■番茶づくりと秋の檜原村ツアー
開催日:2023年11月2日(木)~30日(木)
※11月5日~6日、13日~15日、19日~21日は除く
開催場所:東京都西多摩郡檜原村神戸(集合・解散はJR武蔵五日市駅)
開催時間:9:00~17:00
料金:6,000円※未就学児は無料
※詳細については公式サイトをご確認ください
https://workinthewoods.jp/activity/banchatour

多摩エリアで秋を満喫しよう

 最先端の文化やファッションに触れられる都心とは違い、時の流れがゆったりと過ぎていく西多摩エリアには、心を落ち着かせて自然と向き合えるスポットがたくさんあります。この秋は、西多摩で秋を満喫してみてはいかがでしょうか?

都心では出会えない自然とのふれあいを満喫!(イメージ画像:photoAC)

参照:WILDERNESS TOKYOプレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000070613.html

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