マカロニの親せき? 安土桃山時代に伝来? 「マカロン」知られざる波乱万丈ヒストリー【連載】アタマで食べる東京フード(14)

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マカロニの親せき? 安土桃山時代に伝来? 「マカロン」知られざる波乱万丈ヒストリー【連載】アタマで食べる東京フード(14)

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畑中三応子

食文化研究家・料理編集者

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味ではなく「情報」として、モノではなく「物語」として、ハラではなくアタマで食べる物として――そう、まるでファッションのように次々と消費される流行の食べ物「ファッションフード」。その言葉の提唱者である食文化研究家の畑中三応子さんが、東京ファッションフードが持つ、懐かしい味の今を巡ります。

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    マカロン・ド・ナンシー。マドレーヌやキッシュ・ロレーヌ発祥の地とされるフランス北部、ロレーヌ地方の街、ナンシーの修道院で生まれた。表面がひび割れて、カリッとしている(画像:畑中三応子)
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    同じピンクやパープルでも、店によって微妙にニュアンスが異なるのが楽しい(画像:畑中三応子)
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    濃くてカラフルな着色が受けたマカロンは、“映えスイーツ”の第1号(画像:畑中三応子)
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    江戸前期の元禄年間(1688~1704)、塩釜に漂着した南蛮人によって伝えられたとされる仙台駄菓子のひとつ、「仙台マコロン」。材料のピーナッツは中国を経由して18世紀のはじめに日本に伝わり「南京豆」と呼ばれた(画像:畑中三応子)
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    平成初期に出版した『市場からの菓子』と『洋菓子の出発点』。マカロンのおいしさや伝統的な価値を紹介した(画像:畑中三応子)
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    「ラデュレ」のマカロン。バラで買っても無料のボックスに入れてくれる(画像:畑中三応子)
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