広い空とレトロな建物&食べ歩きを楽しむ秋の港町巡り!おいももクラフトビールも横浜赤レンガ倉庫へ
広い空と海、レトロな建物が点在する港町・横浜。今回は人気のおでかけスポット「横浜」で10月に開催される注目のイベントについて、エデュケーショナルライターの日野京子さんが4つご紹介します。 10月に入り日中も過ごしやすく、ふらりとどこかにお出かけするには最適な季節になりました。「ちょっとお出かけしたい」「東京とはちょっと違う雰囲気のエリアで過ごしたい」という時は東京駅から電車で約30分とアクセスの良い港町・横浜がおすすめです。 ハイカラなイメージが定着している横浜は、江戸時代末期から明治時代にかけて急速に西洋化していくなかで港町として急速に発展した街として知られています。 20世紀から21世紀にかけて沿岸部の開発が進み、再整備された横浜赤レンガ倉庫をはじめとしたウォーターフロント「みなとみらい21」は、レトロな建物が残る異国情緒と近未来的なビルの夜景が隣り合うエリアとして観光客から人気を集めています。 今回は、ふらりと小旅行に出かけられる横浜で開催中、または開催を控えているイベントをご紹介していきます。 「横浜おいも万博2023」前回開催の様子(画像:みなとみらいPRセンターリリース)【横浜赤レンガ倉庫イベント広場】全3種の日本初上陸ビールも!「横浜オクトーバーフェスト 2023」/開催中~10月15日まで みなとみらいの顔の一つである「横浜赤レンガ倉庫」は1911年に1号、それから2年後に2号倉庫が完成し、近代化産業遺産にも認定されている歴史的建造物です。昭和末期から平成初期にかけては倉庫としての役割を終えて放置されたこともありましたが、大規模修復工事を行い港町・横浜のシンボルマークとして復活しました。 横浜オクトーバーフェスト20周年の記念の年(画像:みなとみらいPRリリース) 四季を通してさまざまなイベントが行われる横浜赤レンガ倉庫のイベント広場「赤レンガパーク」では、10月15日(日)まで「横浜オクトーバーフェスト 2023」が開催されています。 横浜でのオクトーバーフェストは2003年に始まり、今年は20周年の節目の年です。オリジナルデザインのビール瓶、オフィシャルTシャツの販売し記念の年をお祝いしたアイテムも登場。 20周年を記念したオリジナルビール瓶(画像:みなとみらいPRリリース) 期間中、全3種の日本初上陸ビールの他、限定醸造や数量限定など、貴重な本場のドイツビールが大集結。本場ドイツのビールをはじめ、フルーティーな味わいやアロマの香りを楽しめると注目を集めているヘイジーIPAとさまざまなスタイルのビールを堪能できます。 写真左:このイベントのためだけに南ドイツで醸造した1日100杯限定のBREWHEART(ブルーハート) 「シークレット・ギャラクシー・ エクスプレス・IPA」(1,800円)は柑橘とパッションフルーツの爽やかな香りヘイジータイプ/写真右:黄金都市アウグスブルグが誇る名門リーゲレのクラフトビア「リーゲレ IPA」(1,600円)は1日60 杯限定。(画像:みなとみらいPRリリース) 会場ではドイツ楽団による生演奏が行われ、「HOFBRÄU(ホフブロイ)」による特別ブースでは飲み放題プランも。座席予約も可能です。ビールに合うおつまみも食べながら、楽しいひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。 ビールとの相性抜群のガーリックスペリアブルステーキ(1,500円~)(画像:みなとみらいPRリリース)【横浜赤レンガ倉庫2号館】「イノウエバッジ店」/開催中~10月31日まで 8月から9月にかけて日本で開催された男子バスケットボールのワールドカップ。日本男子は来年のパリオリンピック出場権を獲得し、大いに盛り上がりました。そんな日本のバスケットボールを語る上で外せないのが、井上雄彦氏の漫画『SLAM DUNK』です。 アニメ化そして昨年12月の新作映画では新たな声優陣で話題を集め、連載終了から25周年以上が経った今でも、高い人気を集めるバスケットボール漫画の金字塔です。 桜木花道デザインのアイテムに出会える(画像:株式会社赤レンガリリース) 井上氏が描いた主人公・桜木花道デザインの缶バッジやトートバッグ、ステーショナリーグッズなどを販売するPOPUPショップ「イノウエバッジ店」が10月31日(火)まで赤レンガ倉庫2号館の「&R Pop Art Store(アンドアール ポップ アート ストア)」に出店中です。 イノウエバッジ店はスラムダンク奨学金に拠出している井上雄彦氏の事務所・アイティープランニングと、東京・立川市で創業60周年の紙加工会社の福永紙工の協働プロジェクトとして2016年からスタートしました。 オンラインショップが主体のため、実物の商品を手にする機会は限られています。貴重なチャンスなので足を運んでみてください。 スラダンファンにはたまらないラインアップ(画像:株式会社横浜赤レンガリリース)【横浜赤レンガ倉庫イベント広場】全国から約30店が集結!「横浜おいも万博 2023」/10月20日~22日 2023年1月に初開催された「横浜おいも万博」が、規模を拡大して10月20日(金)から22日(日)までの3日間、横浜赤レンガ倉庫イベント広場にて開催されます。 会場には専門店を中心に、全国各地から選りすぐりの人気店が約30店舗集結。さまざまな品種の焼きいもの食べ比べや、進化するさつまいもグルメ&スイーツの数々が楽しめます。 さまざまな品種の焼きいもの食べ比べや、おいもスイーツ&さつまいもグルメが楽しめる「横浜おいも万博2023」(画像:みなとみらいPRセンターリリース) 注目は5月にWITH HARAJUKU2階にオープンし話題の「いもやいもこ」、カフェのある茨城本店が出店する「焼き芋専門店 芋やす」、パフェ瓶が人気の「お芋スイーツ専門店 フランダースフリッツ」などの他、関西で人気の「金賞カレーパン サンハート」など、気になるお店めじろ押しです。 「いもやいもこ」商品イメージ(画像:株式会社クリエイト・レストランツリリース)【横浜駅・馬車道】猫モチーフの企画展も!「ミナトノアート 2023」/10月21日~11月5日 今年で3回目となる「ミナトノアート2023」は横浜発のまちなか回遊型アートイベントです。「ART IN LIFE」をコンセプトに掲げ、10月21日(日)から11月5日(日)の期間中は市内各所でアート体験ができます。 「ミナトノギャラリー巡り」では横浜市内各所のアートギャラリーで企画展が実施され、アーティストやオーナーと直接会話することで、見るだけではなくコミュニケーションの中で作品世界を知る楽しみ方ができます。 MAGO GALLERY YOKOHAMA(画像:公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団リリース) 街に溶け込む猫をテーマにした2日限りの猫アート展「ミナトノネコ」(10月28日・29日:旧第⼀銀⾏横浜⽀店)では、高さ 3.5m の巨大な猫のバルーン状の大型立体作品が登場する他、大佛次郎記念館とコラボした展示やワークショップ、グッズの販売などが行われます。 「ミナトノネコ」会場の第一銀行横浜支店(画像:photoAC) この他にも百貨店で横浜にゆかりのある作家を紹介する「ミナトノアーティストフェア」(10月21日~30日:そごう横浜店/10月25日〜31日:横浜髙島屋)や、手仕事作家さんと対話や購入、そしてものづくり体験ができる「ミナトノファクトリー」(10月28日・29日:横浜⾼速鉄道みなとみらい線⾺⾞道駅構内)、写真集団ポップコーンによる展示「ミナトナフォト」(10月30日〜11月5日会場:象の⿐テラス)など、趣向を凝らしたイベントが行われます。 横浜の街を散策しながら、さまざまなアート作品に触れてみてはいかがでしょうか。 「ミナトノファクトリー」昨年開催の様子(画像:公益財団法人 横浜市芸術文化振興財団リリース)気軽さがうれしい横浜旅 都内からのアクセスも良い横浜への旅は「ちょっと行こうかな」と休みの日に思い立って行ける気軽さがあります。地理的には近いけれど東京とは違う、異国情緒を感じる横浜で街歩きを楽しめば、最高にリフレッシュできるはず。 ■横浜オクトーバーフェスト 2023 開催日:開催中〜2023年10月15日(日) 開催場所:横浜赤レンガ倉庫イベント広場・赤レンガパーク(横浜市中区新港1-1-11) 開催時間:平日12:00~21:30 /土日祝11:00~21:30 ※飲食のL.O.は 21:00 入場料:500円※飲食・物販代・ジョッキ預かり金(デポジット)別途 アクセス:みなとみらい線「馬車道駅」または「日本大通り駅」より徒歩約6分 JR・市営地下鉄「桜木町駅」「関内駅」より徒歩約15分 ※詳細については公式サイトをご確認ください ■イノウエバッジ店 開催日:開催中〜2023年10月31日(火) 開催場所:&R Pop Art Store(横浜市中区新港1-1-2 横浜赤レンガ倉庫2号館1F) TEL:070-3284-6741 営業時間:11:00~20:00 アクセス:みなとみらい線「馬車道駅」または「日本大通り駅」より徒歩約6分 JR・市営地下鉄「桜木町駅」「関内駅」より徒歩約15分 ※詳細については公式サイトをご確認ください ■横浜おいも万博2023 開催期間:2023年10月20日(金)~22日(日) ※雨天決行、荒天中止 開催場所:横浜赤レンガ倉庫 イベント広場 開催時間:10:00~17:45 ★定員入替制(全4部/各105分) 【第1部】10:00~11:45【第2部】12:00~13:45 【第3部】14:00~15:45【第4部】16:00~17:45 ※各部、スタート15分前から受付開始。当日券販売および最終入場は終了の10分前まで。再入場可。 入場料:前売券500円、当日券700円 アクセス:みなとみらい線「馬車道駅」または「日本大通り駅」より徒歩約6分 JR・市営地下鉄「桜木町駅」「関内駅」より徒歩約15分 ※詳細については公式サイトをご確認ください ■ミナトノアート 2023 開催日:2023年10月21日(土)~11月5日(日) 開催場所:横浜駅、元町・中華街駅、⽯川町駅周辺等のエリア(そごう横浜店・横浜髙島屋・みなとみらい線⾺⾞道駅構内・旧第⼀銀⾏横浜⽀店・象の⿐テラス・大佛次郎記念館など) ※その他参加ギャラリーや連携プログラム詳細については公式サイトをご確認ください
- ライフ
- 神奈川