大衆酒場でカッコつけてオーダーしたらトホホな結果になった出来事を描いた漫画「店員さん、忙しいのにすんません!」
「謎の液体」の正体も気になる おのみさ(ペンネーム)さんは東京の下町に暮らすエッセイスト・イラストレーターです。もともとは代官山に暮らしていましたが、今やすっかりオンナ寅さん化。趣味は銭湯からの大衆食堂飲みだといいます。そんなおのさんが描くアーバンライフメトロ・オリジナル4コマ漫画、今回のテーマは「酒場でカッコつけてみたら…‥」です。 おのさんの体験を描いた漫画のカット(おのみささん制作)――おのさん、今回の作品を作った背景を教えてください。 「下町酒場で飲んでみた~い♪」と言う友人を連れて、下町酒場のなんたるかを教えようとカッコつけたら、思わず恥をかいてしまったという経験をもとに描きました。 ――おのさんは週何回、外で飲んでいるのでしょうか。 外では週1~2回、たまに週3~4回飲むハメになってめちゃしんどいときがあります(笑)。でも自宅でも飲むので、基本毎日飲んでます。 ――酒場では、何を注文しているのでしょうか。 もつ焼きならカシラ、ハツ、レバー、煮込みなど、大衆酒場なら鶏の唐揚げ、ゲソ唐、ロースカツ(単品)、卵焼き、焙りたらこなど、刺身ならアジやイワシなどのヒカリモノや貝類が好きです! ――「下町チューハイ」の存在を知ったのは、いつごろでしょうか。 初体験は25年くらい前に、会社の先輩に連れて行ってもらった恵比寿の立飲み屋で知ったのですが、そのときはその店だけのオリジナルの飲み物だと思っていました。それが下町チューハイのことだと知ったのは6年くらい前です。 ――液体が「謎」だと気づいたのは、いつごろでしょうか。 知り合いが下町の自宅で飲み会をやった時に、謎の液体を入れているのを見たときです。自宅であの味が作れるのかと思って嬉しくなりました。今ではわが家に常備してあります(笑)。 ――他の呼び方は、どのようなものがあるでしょうか。 「ハイボール」とだけ書いてあります。「焼酎のハイボール」と言わないと、ウイスキーのハイボールが出てきます。 ――お店の人に「は?」と言われてしまいましたね。 私が行く店は安くておいしい店が多いので、たいてい混んでいます。そんな中でカッコつけてよけいな手間をとらせてしまって申し訳ないな~、と。忙しいのにすんません! ――漫画の読者にひと言お願いします。 ホッピーもおいしいけど、下町に来たらぜひ、下町チューハイを飲んでみてください。飲みやすくておいしいけど、結構アルコール度数が高いので注意してくださいね。私はそれで何人もつぶしてしまい、家に泊めてます(笑)。
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