怖いけど気になる――「鬼」に対する子どものみずみずしい感性を描いた漫画「子どもって本当に面白い」

東京在住15年のどらミーさんは、日々の生活が生みだす「ちょっとした驚きや喜び」を描くイラストレーターです。今回のテーマは、「子どもと鬼の複雑な関係」です。


「鬼とは、どのような存在なのでしょうか」

 どらミーさん(ペンネーム)は東京在住15年、ビジネス雑誌のマンガなどを手掛けているイラストレーターです。現在は「比較的都心」に住んでいますが、かつては都内のさまざまな街を移り住んでいたといいます。そんなどらミーさんが描くアーバンライフメトロ・オリジナル4コマ漫画。今回のテーマは「子どもと鬼の複雑な関係」です。

どらミーさん自身の体験を描いた漫画のカット(どらミーさん制作)

――どらミーさん、今回の作品を作った背景を教えてください。

 イヤイヤが始まり、我の強くなってきた子どもに手を焼いていたとき、「鬼がくるよ」という「脅し」を使ったら効果てきめん。また、その後の展開が面白いなぁと思ったので描きました。

――怖いものはほかにもあると思いますが、なぜ「鬼」を使ったのでしょうか。

 子どもが怖がるもの……と考えて、とっさに思いついたのが鬼だったんです(笑)。

――「鬼」以外で、試して失敗したものはあるのでしょうか。

 いろいろとありますが、最初は効果があってもすぐに慣れてしまい、効果がなくなってしまいます。「鬼がくるよ」は結構長く効果を発揮していますね。

――「脅し」を使ったしつけは、その「副作用」についていろいろと議論されていますね。しかしママは忙しいので、ついつい使ってしまうと。

 子どもにとって、「自分が怒られている意味がわからない」といったことは聞いたことがあります。そのためあまり多用せず、どうしても言うことを聞かないときの「奥の手」として使うようにしています。

――鬼から電話が来るアプリというものがあるなんて知りませんでした。

 ありますよー! 最近はナマハゲとかカッパとかいろいろなものがあります。ちなみにカッパも試しましたが、娘は喜んでました(笑)。

――鬼は「恐怖の対象」であると同時に「気になる存在」とは興味深いですね。それはなぜだと思われますでしょうか。

 子どもだったころ、鬼や妖怪などの話を聞いて本気で怖がりながらも、同時にワクワクしていたことがありませんか? 鬼や妖怪はそもそも子どもの関心を引くような姿をしていますし、そこに大人が怪談話を楽しむような「ちょっとしたスリル感」が加わっているのかなと思います。鬼からの電話に泣くほど怖がってるのに、鬼の絵本を愛読し、鬼の髪型で保育園に行くという、子どもの思考回路は本当に面白いですね。

――読者にひと言お願いします。

 みなさんのお子さんにとって、鬼はどのような存在なのでしょうか。ぜひ聞かせてください。


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